え~、やっと一番を
まわったところまでで
2話も使ってしまいました。
まあ気長に読んでください。
一番のお寺の中を見ますと、
霊山寺の本尊である「釈迦如来」と
「弘法大師」の二体が
ちゃんと収められていました。
本来のお参りなら、ここで
開経偈、懺悔門、三期、三竟、
十善戒、発菩提心真言、三昧耶会真言
と始まって、
「般若波羅蜜多心経」、
そして光明真言、大師宝号、
廻向を唱えるわけですが、
まあそれをしてたら
こんな簡易のお参りでも
一日では回り切れません。
それを唱えた気持ちで
御祈願だけを言っておきました。
あっ、線香、ろうそく、納札、
賽銭もした気持ちで・・・、
というのは手抜きすぎかなあ。
でも自然環境の中で
火は危ないしね。
納札入れもないし、
賽銭箱もあったりなかったりやしね。
それにしても立派なお堂が
山の中に立ってるのですねえ。
少しずつ簡素になってくるのかな
と思ってたら、
つぎの2番札所も
順路に沿って歩いていきますと、
こんな感じになっていました。
そして次の3番札所もこんな感じ。
これまでこういう簡易八十八ヶ所は、
石のお堂さんだけだったり、
お札だけだったりしたのですが、
もしかしてここはみんな
お堂があるのかなと
上を見上げますと、
おお~お堂が続いているではないですか。
驚きました。
ここの御室八十八ヶ所は、
なんと八十八のお堂が
並んでいるんだそうです。
かなり経費の掛かった巡礼地ですねえ。
そして各お堂にはそのお堂の
本尊の姿が、置かれてありました。
4番でしたら本尊が大日如来なので
「おん あびらうんけん ばざらだどばん」
と木の札に書かれてあります。
この本尊真言も各お堂のすべてに
きちんと書かれてありましたね。
まあなかには思い入れの
お寺もあると見えて、
個人の書いた絵なんかを
あげているところもありましたな。
この山はお参りの山とあって、
結構多くの人の姿を見ます。
平日に行ってこんなに多くの人を
山で見かけたのは久しぶりです。
それほど多くの人が登る山ですから、
いろんな注意寒気もされています。
これは「毒キノコに気を付けて」
の張り紙です。
そしてこれは「野生の猿」。
「まむし」もいるそうです。
でもまあ季節に寄りますよね。
まあ今はこんな動物が出る
季節はないですね。
おっ、こんな看板も
うひゃー、清く正しく美しく、
清楚にお参りして
不審者に見られないように
注意しなきゃね~。
順番にきちんと回っていきますと、
10番あたりで前方から
幼稚園児の集団が降りてきました。
どこから回ったのかなあ。
もしかして逆回りで最初から?
というわけでもなさそうですね。
下りながら「般若波羅密多」とか
唱えてくるんでしょうか。
まあ「安倍さん、がんばれ!」
よりかはいいかもね。
実際は、きゃあきゃあ言いながら
降りてきましたねえ。
先生も大変ですねえ。
しかしまあここはお参りが
続いていくだけで
ブログが単調になってきますので、
適当にお堂を飛ばしていきましょう。
そしてここが第19番立江寺ですね。
東大阪、神戸にもありましたねえ。
地蔵菩薩ですから
「おん かかか びさんまえい そわか」
が真言です。
そして23番に来ますと、
おお~初めて遠くの景色が見渡せます。
お堂を一つひとつ訪ねて
上がってくるだけで、
結構上に上がってきているんですねえ。
ベンチが置いてあって
休憩場所にもなっていました。
あ、そうそうここには
自販機とかはないので
必ず飲み物は持参して
こないといけませんよ。
冬場ならポットを持ってきて、
コンビニのコーヒーを詰めて
上がってくるのがいい感じですね。
景色のいい場所に座り、
のんびりと休憩する
doironなのでした。
はんにゃはらみたと続く