東垂水の駅のところまで来ました。
今日の目標は垂水駅ですから、
あとひと駅分歩きましょう。
しかし、垂水とはあまり女性が
住みたくないような名前ですよねえ。
え?そんなこと言ったら
垂水の人に怒られますか?
そうですよねえ。
「はげ山」という地名にも
おっさん住んでますしねえ。
すみません。
駅から少し山に入って
街中を歩いていきます。
あ、これは初めて見る神戸の
マンふたですねえ。
市章山と錨のマークの山を背景に
稲穂が実っている様子。
神戸はマンふたの種類が豊富ですねえ。
住宅街を抜けると、
もう垂水の大きなビル群なんかも
見えてきましたよ。
駅に向かう前に、海辺の方の
見どころを見に行きましょう。
JRの高架下の歩道橋を
上がっていきますと、
道は海の方へと向かっていきます。
ここには太陽光発電がありますねえ。
太陽光で作った電気は
排水処理に使っているんですねえ。
そしてここ公園内には、
人間は排水を洗っていますが、
な、なんとアライグマもいるんですねえ。
そして空き地を利用して
ビオトープなんかも作っているようです。
まあ、いろんなことに力を
入れているんですねえ。
公務員さんも大変ですねえ。
でもたるんでないんですねえ。
排水処理施設で飼っている鯉を
もしかしたらアライグマが
食べるんですかねえ。
でも人間は鯉を食べたりはしませんが、
「恋」をいただいたりするんですねえ。
ここがその恋人岬です。
「え~そこのお姉さん。
撮影手伝ってください。
ついでに僕とうつりませんか。」
とお姉さんに声をかけてっと。
そんなことはありません。
第一無人ですし。
え~カメラをうまい具合に置いて、
自動で撮影ですよ。
いやあ、変なおっさんですねえ。
こんなところに一人で来る
おっさんはいませんよなあ。
こ、ここは早めに退散しましょう。
でもここからは瀬戸大橋も
近く見えますねえ。
たしか、この大橋の開通を祝う
ハーフマラソンでは垂水から
走ったような気がするなあ。
飲む水がなくて大騒ぎの大会でした。
さあ、では駅の方に向かいましょう。
海の公園から出て、福田川の福田橋を渡ります。
そういえばおなかもすきましたねえ。
今日はまだ昼食も食べていません。
駅前の食堂に入る予定でしたが、
最後に「海神社」という名前の
神社へと寄っていきます。
ここは鳥居を見ると辺額が
「かいじんじゃ」と
裏が「わたつみじんじゃ」と
なっているようです。
わたつみ神社は海上安全・
生業繁栄などの神社、
海神社は海を鎮める神様を
祭神としているそうですねえ。
まあ人生という海を静かに、
そしてもっと楽しくしていただきましょう。
そういえば「海神社」は
奈良の紀の川市の方にもありましたねえ。
あんな海のない所でそんな名前。
きっと人々の暮らしを
海に例えているんでしょう。
今回の歩き旅はこれで終わりです。
地図はこんな感じで、
移動した距離は9キロです。
でもここはアップダウンが結構強烈で、
歩いた距離よりも体にかかった
負担は大きかったかな。
このあと、この垂水の駅ビルで、
おそばの定食をいただきました。
残念ながら、この後は車に乗って
帰りますので、ビールはありませんよ。
そんな遅い昼食を食べ、
垂水の駅に入り、
須磨浦公園まで電車で行って
そこにおいてある車に帰りました。
いっぱい歩いた神戸の街。
神戸の町に住んでいるといえば
聞こえはいいが、感想は、
やはり坂道が多くて、年寄りには
住みにくいかもなあってかんじですねえ。
次回はいよいよこのリボン通りも、
瀬戸大橋の下をくぐり、
いよいよ最終となるでしょう。
今度行くのは歩きやすい
桜のころに行こうかなあと思いつつ、
今回はおしまいです。