昨年末に、鎧・兜の山に行った翌日です。
くたびれた足をいやそうと、
現在水を抜いているという
大阪狭山池に歩きに行くことにしました。
あんなに水をためていた池が
こんなに空っぽ状態に近くなる
とはねえとか思いながら、
てくてくと堤防を歩きつつ
足をほぐしてきましたよ。
あの時は残念ながら博物館も休みで
入れなかったのは残念だったなあ。
でもねえその博物館の掲示板で
気になる情報を見つけたのです。
1月30日に池底&博物館ツアーが
行われるというポスターです。
説明員がついて、ふだんは進入禁止の
狭山池の池底を歩けて、
博物館にも入ることができる
ということが書かれてあります。
これはこの日に覗けなかった
竜神淵の底だけでなく
博物館にも入れるぞーと
面白そうなのでこれはぜひ参加してみよう
と申し込むことにしたのです。
定員は150名で応募者が多ければ
抽選ということになるそうです。
で、ある日その抽選結果が届きました。
当選通知でした。
ああこれは楽しみです。
前回狭山池に歩きに行って、
気になってわからなかったことを
いろいろ勉強しに行きましょう。
受け付けは、12時から12時半までの間に、
あのさやま遊園の跡地のひとつである
公園で行われるようです。
早めに家を出て、池の近所のスーパーで
昼飯をたべ、車もそのスーパーに
停めたまま、歩いて受付に向かいました。
受付をしていたのは、
狭山池東面にある「さやか公園」です。
この公園は、さやま遊園の跡地を利用した公園で、
防災倉庫や耐震性貯水槽などの
防災機能を持つ公園です。
着いたのはちょうど12時頃で、
受付をしたらちょうど1班に
入ることになりました。
13名が集まって、さあでは出発です。
では行きましょうとなった時に、
男性が一人「トイレに行ってきていいですか」
と申告されました。
これは同意してついて行かないといけませんね。
みんなが揃ったらすぐに出発です。
まずは東側の堤防を歩いて、
池の南側から池底に入っていくことになります。
この日はいい天気でしたが、
風の強い日でした。
池の周りには日よけもなくて、
冷たい寒風が吹きすさぶ寒い日でしたね。
南側の堤防から坂道を降りて、
ここからは進入禁止ですというゲートが
あけられていたのでそこから入ってゆきます。
堤防の底は、若干湿った土で、
これくらいの足跡が付くような感じでした。
下まで降りてゆくと。
まず最初の池の説明員が
狭山池の説明を始めました。
この池は日本最古の現存するため池です。
掘り出された東樋の木の年代から
作成されたのは616年頃と
言われていますから
もう1400年前ですね。
池の周囲の長さは2850mで
水量は現在280万tと言われています。
で、こう書くと我々にはやはり
地元のため池である久米田池と
比較してしまいますね。
久米田池の周囲は2650mなんですが、
円形であるため水の面積では
大阪狭山池よりは水面積はひろい池です。
なので、久米田池は大阪府内最大のため池
ということになります。
しかし、水量はというと、
大阪狭山池の堤防は18.5mも
あるので狭山池の方が
100万t以上多いようです。
そして久米田池が作られたのが
738年なので歴史的には
大阪狭山池が100年以上古いようです。
なのでこの池は日本書紀なんかにも
歌われているようです。
要約すると、古さと水量では大阪狭山池、
水面積でいうと久米田池が広い
とまあそんな感じです。
続く
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