ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

紀の川で深呼吸して2

2020年05月06日 21時06分14秒 | ウォーキング

阪和道に乗って和歌山に向かいます。
途中紀の川SAでトイレを
借りようと入っていくと、
サービスエリアにパトカーが2台います。

「え~、不要不急の移動かどうか
見張ってるのかなあ」なんて
思ってしまいましたが、
そんなことないでしょうね。
でもなんか変な感じでしたね。

他府県ナンバーはチェックされたりしてね。

まあ止められることは
ありませんでしたけどね。

和歌山で高速を降り
市駅の方へと向かいます。
前回、前々回よりこの辺を何度も
移動しましたのでよくわかっています。



市駅の前にある一日いくらの
駐車場に突入し、さあでは
歩き始めましょう。

計画では市駅の北側に
紀の川にかかる北島橋がある。
まずはそこに向かっていきましょう。



あ、ここの交通標識がややこしいですねえ。



めちゃ条件の細かい標識です。

え~軽い老眼と白内障じゃ、
車で見ているときに
止まってしまいそうですねえ。

あ、そうそうここの川の名前なんですが
「紀の川」と書いたり
「紀ノ川」と書いたりしますよねえ。

河川名として正しくは「紀の川」です。
でも鉄道関係の橋の名前なんかには
「紀ノ川」が使われていたりしますけどね。

ここでは川の名前は
これから紀の川に統一していきます。

ここに架かる北島橋は
昭和の11年にかけられています。
川の向こう側の地名が「北島」だから
この名前になっています。

長さは620.5mで
和歌山県では6番目の長さです。
戦争時代とかにこの橋を
戦車が走ったりしたそうですので
この橋は使っている鉄骨の量が多く、
頑丈なんだそうです。

セイヨウカラシナの咲く堤防を
上がっていきます。



これがその北島橋ですね。





その橋の下、こちら側の岸辺は
紀ノ川第5緑地と名付けられて
公園となっています。
グランドがあったりするし、
結構緑の多い公園風って感じです。



淀川歩きの時を思い出しますねえ。




グランドでは野球をやっていましたよ。
和歌山は緊急事態宣言の場所には
この時はなっていなかったけど、
若い人はこんなところで
体を動かしていますねえ。

ここから今日のコースは
下流に向かっていきます。
地面にはL3.0と書かれていますねえ。
そうですこちらは左岸です。



ここを進んでいきましょう。

左には堤防の斜面、
右側はグランドのような
広い土地を挟んで、
向こうに紀の川が流れています。

少し行くと前方に橋が
見えてきましたよ。
でも前方が工事現場になっていて
そのまま進めないので、
ちょっと上に上がって
確認していきましょう。

これがその橋ですね。



河西橋(かせいばし)といいます。

幅が狭くて、そこに書いてある
案内によると、歩行者、自転車、
バイクしか通れません。

ああ生活者専用の橋って感じですね。

しかしそれにしても中途半端に
狭い橋ですねえ。
でもそれには調べたら
理由がありました。

実はこの橋は以前は南海電鉄加太線の橋で
紀ノ川橋梁と呼ばれていました。
なので幅は電車の幅なんですね。
だから狭いんですね。

大正時代には強風で電車が
紀の川に転落したこともあるそうです。

そして昭和25年のジェーン台風で
橋の橋脚がひとつ傾き、
電車も走らなくなりました。
なのでこれが和歌山市に
譲渡されて今の道路橋として
残っているようです。

台風の被害で傾いた橋脚が
これです。



そしてこの橋も平成26年より
工事が始まって令和5年に
新しい橋が開通するそうです。
先ほど河川敷が前方で工事中だったのは、
この橋の建設現場だったのですね。
新しくできる橋は幅も6mと
広げられるそうで、
車も通るようにするのかと思うと
そうではないようです。

新しい橋も、使い方は今と同じ
歩行者及び二輪車専用の橋として
使われるんだそうです。

うん、なかなか和歌山市の
粋な計らいなんですねえ。

続く



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