静かな山道も、集落のある所に
入ってくるとホッとしますねえ。
子どもたちが走り回っている
庭もありましたね。
ああ、田舎の集落の景色ですねえ。
これから聞きに行くのが
田楽座の太鼓。
doironはもうすでに田畑に囲まれた
田楽の中にいるようですよ。
やっとたどり着いたのが
「屋敷山公園」。
そうそうこの森を目印に
歩いていたんです。
公園の中にはこんな城跡や
昔の豪族「葛城族」の古墳
なんかもあるようです。
そんな公園部分を超えていくと、
大きな建物がいくつかあります。
あ、こんなポスターが
貼ってありますよ。
ここかなあ?
でも受付らしいものもないし、
お客さんもいないぞ。
どうも違うようだ。
そしたらこちらかなあと思ったが、
ここには図書館もあるしなあ。
静かに本読むところの横で
どんどこ、どんどこもないだろう。
でもまあ裏の入り口もあるようだから
入っていってみようと進んでいくと、
おお~ここがどうもそのホールのようです。
法被を着た太鼓演奏者の
ような人もいっぱいいます。
お客さんも並んでいるようです。
外に出て入り口を見てみると、
こんな旗が立っていたり
看板も立っています。
どうやら間違いないようです。
図書館には大丈夫なのかなあ
とちょっと心配ですがねえ。
一時過ぎに合流し、
一時半から入場です。
babiさんの職場の同僚の人が
世話役をしているそうです。
いやあ、皆さんとても
元気そうで楽しそうですねえ。
広いホールの自由席に場所をとり、
演奏を待ちましょう。
前回参加したときには
体育館のようなところだったので、
寒かったらあかんと思って
ひざ掛け毛布とか
持ってきていたのですが、
室内は快適でしたね。
午後2時、いよいよ始まります。
お題は1部が「信濃の国」で5曲、
2部が「田楽法師」というテーマで
7曲を演奏されます。
1部の最初は「木遣り」です。
2年前の3月に長野県の
諏訪に行きました。
この地方では申と虎の年に
大木を操る「御柱祭」
というのが行われます。
その祭りのことを歌った
演奏ですので少しなじみがありますね。
2台の小太鼓の音が
本当にぴったりと合っているのが
本当に驚きです。
13種類に及ぶリズム感の違いを
まるで神が降りてくるように
ぴったりと刻んでいくのが
すごいんですとbabiさんの
解説をいただきました。
その後「舞台囃子」と続き、
次に大獅子が出てくる
ちょっと滑稽な舞台もあります。
「順の舞」では演奏の音が、
昔から日本に響く素直な
感動がわいてくるものでしたね。
その後の盆踊り狂言で一部は終わり。
少し休憩に入ります。
そして2部。
「千秋万歳」の後が、
よく耳にする「八木節」。
「田楽躍」の後が「東西太鼓絵巻」。
ああ、太鼓の演奏って
こんなにスポーツなんだ
と感じさせてくれます。
そして次がこの「田楽座」の
定番である「とりさしまい」です。
とりもちの付いた竹ざおで
鳥を捕まえるという滑稽な
鳥刺しは見どころがありますよ。
「秩父屋台囃子」
「田遊び」と続いていく演奏。
大概の演奏の前に、
演者たちの熱い想いが語られます。
ああ、面白いなあ。
ランニングでこんな熱い想いを
語ったらどうなるだろうと、
頭で描いてしまいました。
「風を切って走る、われわれ~、
どんな困難も~・・・」
と叫びながら語る原稿なんか
作ってみたいなあと思いましたね。
アンコール後の演奏も終わり、
ようやくお開きです。
あっという間の2時間以上でしたね。
会場の去り際に、
演奏者が見送ってくれるのですが、
太鼓をたたいたりする人の手は
どんなんだろうと無理やり
握手を願ったら、
でっかくて、優しい手をしてはりました。
doironが今まで握手をした中でも
最大の手でした。
長野の人たちの熱い想いを感じた演奏会。
奈良の山里の自然に触れ、
そしてその後こころ震えた太鼓演奏。
よかったよかった、ありがとうね~
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