近江商人の陰謀と戦い、
ロングランを強化した
前回のドジ旅日記第2弾から
早や半年が過ぎた。
本当はもう少し早く、
第3弾として友ヶ島バージョンを
お届けする予定だったのだが、
雨で延期になったあと、
さらに台風による友ヶ島の桟橋崩壊で
船便がなくなるというハプニングが重なってしまい、
目的地も変更せざるをえなくなってしまった。
そこでエイで企画会議を重ねた結果、
次の目的地として九度山という案が浮上し、
一時有力視されたのだが、
今回はdoironのわがままで
最近興味を抱いている
明日香方面にしてもらうことになったのだ。
明日香に関しては、
このブログでの初出は2009年に書いた
「飛鳥にて」だろう。
そして今年、
大和三山ミステリー歩行、
桜井雨中の旅、太子たもんだシリーズ、
柿食へばシリーズなど
明日香を取り巻く地域を
いろんな形で旅してきた。
だからこその今回の明日香選択
と言うことになるのである。
コースは5年ぶりに訪れる
「石舞台」から先日出かけた
「土舞台」までの道を
「舞台芸人」とまでは言わないが
「ブログ芸人」ともいうべき二人が
歩くというのも面白いかなと考えた
とまあこんなわけだ。
また延期になった日が、
ちょうど紅葉の季節だったので、
多武峰の紅葉名所である
談山神社
を通過するコース設定が可能である
ということもあったし、
歩行後お気に入りの風呂がある
というのが意外に決め手となったかもしれない。
明日香地方にまつわる歴史は
まだまだロマンとミステリーに満ちている。
今もあの有名な「石舞台古墳」に眠る男性は誰なのか
ということでさえ定かではないのだ。
そしてその謎は、
また別の古墳を発掘することによって
明らかになるだろうといわれている。
明日香。きっとそこには、まだ我々の知らない
謎を解く鍵を持った麗人が眠っているかもしれない。
また、明日香で見つかった様々な
石造物についても謎が多く含まれている。
亀石は何のためのものなのか、
酒舟石は何に使ったのか、
また二面石は、
猿石は・・・
と謎を挙げればきりがない。
歴史の証人ともいうべき
そんな遺物の数々が
まだまだ意外なところに潜んでいるかもしれないのだ。
そういう麗人や証人やらも含めて
明日香の謎にまつわる人々を総称して
我々は「明日香人(あすかびと)」と呼ぶことにした。
今回のドジ旅で出会ったそんな
「明日香人」の陰謀とは・・・
石舞台、土舞台そして紅葉真っ盛りの談山神社で、
その陰謀と戦いつつ、
明日香人の姿を追い求めた二人の旅が今始まる。
主演 ジダン&doiron
出演 ちえちゃん、M上さん
協力 明日香村の皆さん、談山神社の皆さん、桜井市の皆さん他
ロケ日 平成26年11月23日
監督 doiron
脚本&脚色 doiron
それは、空高く雲が流れ、秋の気配が濃厚にただよう絶好の歩行日和の日の出来事だった。
続く
脚本賞候補じゃあ~りませんか。