goo blog サービス終了のお知らせ 

ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

我が家の塀にまつわる話

2014年12月07日 21時12分19秒 | 生活

我が村の掲示版は現在2カ所ある。
ひとつは公民館横、そしてもう一つは
前町会長所有のガレージの壁。
そこには、村のイベントの会計報告が貼られたり
お寺の法会の案内、市の啓発ポスター
氏神様の行事案内など様々な紙が貼られている。
doironも親父のお通夜告別式の時には
告知で利用させていただいたりした。

この掲示板、少し前までは村中に3カ所あったのだが
設置していた1カ所が、その家の事情で
取り外されて現在2カ所になっているのだ。
そのことについて、村の人からは
もう一か所欲しいなあという声も上がっていた。
取り外した家というのが
doironの家のすぐ近所だったので
エリア的には我が家周辺が手薄になっている。

そこで、提案して我が家の家の塀に
掲示板を取り付けてもいいよと
申し出てあげることにした。
少しでも村の人のためになるんだったら
協力してあげようという気持ちももちろんあるが
こんな理由もあるのだ。

我が家の周りにはdoironと同じ名字の家が多い。
向かいも、その隣も隣も隣も同じ名字。
裏のおうちも同じ名字。
なので、人に我が家を説明するのが難しい。
そこで、思いついたのが
村の掲示板を取り付けて
「掲示板のある〇〇(名字)」ですと
説明すれば話が早い。
そういうメリットもある。

そしてさらに、今画策しているのが
掲示板の片隅に
我が家の前を通っている街道の
案内シールをこっそり貼ろうと思っている。

「ここは和気道 右すぐそねじんじゃ 左妙泉寺」

みたいなね。
言葉は市の教育委員会と相談だ。

そんな風に一石三鳥の狙いがあるわけで
取り付けに当たっては
壁に穴もあけるらしいがかまわんだろう。

そんな我が家の壁には
実は現在もある政党の
宣伝ポスターが貼られている。



親父が生前に帰依していた政党のものだ。
doironの世代になって
急に取り外してくれとも言いにくいし
貼られてたらイヤというほどの
熱い思いも別にないから
そのままにしてある。

だれが張り替えているのか知らないが
14日の選挙を前に
候補者の顔と名前を大きく描いたポスターに
いつの間にか変わっていた。

それと同じものが
二軒隣の家の壁にも貼られている。
その家は、ミセスと同じ福祉のボランティアを
している先輩の家である。
ちなみに名字はdoironとは同じではない。
Nさんということにしておこう。
当主がその政党応援にとても熱心なのだそうだ。

先日風がとても強かった時のことだ。

散歩に行こうとすると
そのNさんの家の前に貼られたポスターが
はがれて風にバタバタとはためいていた。
それが自治会のポスターだったりしたら
間違いなく貼り直してあげたりしたが
政党ポスターとなるとためらわれる。

だって、それをいじってたら
「ああ、あの人もやっぱりお父さんと
一緒なんやなあ」と思われてしまうでしょ。

とんでもない。
親父のように党支部の役員をしたり
年金を切り詰めて政治献金をしたり
夜も眠らず選挙活動なんかをする気は
これっぽっちもない。

そういった誤解を避けるためにも
風にバタバタはためくポスターを
そのままにしておいたのだ。

そしたらその翌日Nさんちのポスターが
とうとうはがれてしまったらしく
白いボードだけがぶら下がっていたので
「ああ、やっぱり。どこかに飛んでいったのやな」と
思いつつ、散歩から帰って庭の片隅を見てびっくり。
我が家の庭の中にそのはがれたポスターが
舞い込んできていたのだ。
ドクダミとバランの陰でニカッと笑っていたるではないか。

うひゃー、これまた迷惑な話である。
かといって、無下にごみ箱に捨てるのも
大人げないので
ミセスが福祉の事務連絡をするときに
届けに行くことになった。

この時問題になったのが
何と言って渡すかである。
選挙も近いので

「この人のポスターが破れてました」
などと言ってはいけない。
ましてや
「この人のポスターが落ちてました」
なんかは全く問題外である。

「そしたらなんて言って渡したらいいの」と
ミセスが聞くので
「大きく風で舞い上がって我が家の花の横で
笑ってましたよと言って渡したり。
間違っても『落ちてました』なんて言ったらアカンで」と言うと
「それやったら黙って貼っといたったらええやん」とのたまう。

まったく悩ましい事件であった。

以上がdoiron家の塀にまつわる二つのお話

「へぇ~」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿