ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

和歌山岡公園周辺3

2020年03月14日 22時46分23秒 | ウォーキング

え~、本日はdoironの誕生日です。
64歳になります。
年を取りましたねえ。
でもねえ、生きているだけで
丸もうけです。
年齢なりにしっかりと
遊びつつ残りの人生を
楽しんでいけたらいいなと
思っています。
では和歌山歩きの続きです。

―――――――

祭神の名前は本当にややこしいですねえ。
いろんな資料の中から
こういう神の系譜なんかも
持っていたりするのですが、



なかなか当てはまらなかったり、
地方で言われる名前が
違っていたりしますねえ。
人々の暮らしに合わせて、
名前が変わる神々って
その体系を学ぶのは
とってもむつかしいような感じですねえ。

その刺田比古神社は別名で、
「岡の宮」の通称があるほか、
「吉宗公拾い親神社」を称したりします。

「岡の宮」はここに「岡の宮古墳」が
あるからといわれています。



その古墳は現在落砂によって
埋没しているそうです。
発見されているのは1基ですが、
まだ未発掘の古墳もあるのでは
とされています。

そして「吉宗公拾い親神社」は、
もともとこの神社は和歌山城の氏神で、
5代目藩主徳川吉宗が
生まれたときには
ここの神主が仮親になった
と伝えられておりました。

中に入っていくと、
まず最初に目につくのが神馬の厩です。
中には彫り物の馬がいますねえ。



この馬は神社が吉宗公の
将軍就任の折に
寄贈された馬が亡くなった時に、
木彫りの馬を作って
ここに納めたものです。

平成の時代に修復されましたが、
吉宗公の愛馬で
福井県生まれの白馬だったそうです。

その馬を見ながら進んでいくと、
目の前に山が見えてきます。
これが岡の宮古墳の
ある山ですね。
そこには立派な百度石である
「百度参標石」が建てられています。



これまで訪ねたお寺では
いろんな百度石を目にし、
写真に撮ってきましたので、
それを特集したいなあ
とは思っています。

ここの百度石も特徴的ですから
そんな特集には出てくるでしょうねえ。

お参りをしてさらに進んでいきますと、
今度は禅曹洞宗の珊瑚寺
というお寺があります。



実はこのお寺は、別の場所で
三五寺としておかれていたのですが、
それがここへ移転してきたそうです。



その時に、多くの珊瑚が
初代和歌山城主の桑山氏より
珊瑚の数珠が寄進されたので

「珊瑚寺」という名前になったとのこと。

 

う~ん、なんかよくできた話ですねえ。

話しの中に、すこしダジャレの

気持ちがあるようなそんな話です。

 

広い境内のあるお寺でした。



少し広い道に出てから、

さらに住宅地の中を歩いていきますと、

今度は無量光寺という

お寺へやってきます。

 

ここは浄土宗であの

徳本上人開山の寺です。

 

この名前は和歌山を歩いて

時には何度も耳にした名前です。

日高の誕生院にもいき、

住職さんが突然現れた

おっさんにとても

丁寧に説明もし、

たたきすぎてすり切れた

木魚などという遺品にも

触らせてくれました。




4年くらい前の出来事です。

読本さんが描く名号碑の字は



とても特徴的で、語尾が丸くて

跳ね上がるという

特徴があるのですぐにわかります。

 

紀州街道なんかにも

徳本さんの字がかかれた

道標がありましたね。

 

その字面と激しいお経の

読み上げなんかでとても

優秀な上人です。

 

熊野古道を歩いた人で、

彼の名前を知らない人は

いないでしょうねえ。

 

そんな徳本さんのお寺に

入っていってみましょう。

これが徳本さんですね。



一日に茶わん一杯の麦や

そばで暮らしたというから、

イメージはとても細いです。

 

ああ、doironにはできない
ダイエットですねえ。

江戸時代に創建されたこのお寺の
本尊は阿弥陀物だそうです。
ここがその本尊。
そしてその向こうには
大きな鐘がつるされていますよ。



これは立派ですねえ、
と思って近づいていきますと、
ウヒャーこれは鐘ではなく
大仏の頭です。
巨大ですねえ。
これは首大仏といわれています。



頭だけ作って、体の方は
資金がなくて作れなかったそうです。
知らなかったので、
その巨大さを見たときは
本当に圧倒されました。

続く

 



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