ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

瀬戸内一人旅 尾道編1

2018年11月27日 21時23分17秒 | ウォーキング

え~翌日は彼に尾道まで
送っていただきました。

いやあありがたいものです。
運賃も宿代も助かります。
年金者の旅はこうでなくては
いけませんね。

福山を越えてすぐに尾道に到着です。

海辺にある尾道の駅前で
彼とはお別れです。
今度は彼に再会の旅で
ぜひ大阪に出てきてもらいましょうかねえ。



尾道の駅の前の海は

「尾道水道」といわれる海です。



細く、川のように海が走っています。
え~ブラタモリでも言ってましたねえ。
尾道水道は尾道の町の
埋め立てによってできた海だそうです。
またこの尾道水道が
この地方独特の文化を作っています。

対岸の向井島まで2~300m
くらいの距離です。
なあんて書くと、あの事件を
思い出しますねえ。

刑務所内で服役している人が逃げ出して、
しばらく向井島でひそんだのちに
この尾道水道を渡り、
逃げて広島市内で捕まったという話。

なんでも服役中の人間関係が
嫌だったとか。

あの富田林から逃げて
自転車で日本一周なんて言ってた若者といい、
この手の話はほんとにもう
驚くような話です。

人間関係がイヤって、
まあすごい人間関係を
あなたたちはもっている
じゃないですかあ。

尾道の町は山手の坂道の町と
この尾道水道までのわずかな平地に
人々が住んでいます。

そして山手の町は多くの
神社仏閣なんかが
置かれている街なのです。

ここへ行く前に、尾道の歩く道を
調べているときに、
市のホームページで歩く道を
アップしていたので、
その地図をプリントしたものと
ブラタモリの番組を合わせて
自分なりのコースを作ったので、
そこを歩いていくことにしましょう。

まずは最初は小寺めぐりコースから
入っていきます。

ちょうどそのコース沿いに
ここでは石票が建てられていて、
駅の前には「古寺めぐり順路」と
書かれた石が立っていましたよ。



この後歩いていて思ったのですが
この石票が至る所に立てられていて、
それをたよりに歩いていくだけで、
結構名所歩きができるようです。

それに沿って進んでいきますと、
ああここに思惑通りに
自転車の組み立て場がありました。



なにが思惑通りかといいますと、
実はこの尾道はしまなみ海道の
本州側の入り口なんです。

この街道では一般道もあるため
ウルトラマラソンの他、
自転車のレースやツーリングが
よく行われています。



自転車を輪行バッグに詰めて
電車でここまでやってきて、
ここで自転車を組み立てて
しまなみ海道に入っていく
という観光客が結構いるそうです。

だからこそ尾道は自転車にも優しく、
また自転車のお店なんかも
結構発達しているよという話を
聞いていたので是非行ってみたい
なあと思っていたのです。

激しい運動はやめましたが、
自転車はジムで月間500kmくらいは
乗っていますし、ときおりは
自転車でジムにいったり
近辺を散歩ではなく
散チャリしたりしています。

なので、まあ自転車は気長な
スポーツやなあとか思いながら
過ごしていたりするわけですから、
そんな尾道にとっても興味を
持っていたわけです。

まあ最初は坂道の古寺を回るわけですから、
さすがにその辺にはあまりいないようですが、
こういう自転車組み立て場のような
施設や自転車関連の案内が
あるんじゃないかなあ
と思いつつ歩き始めたのです。

そろそろこの辺で左に曲がって
山の方へ上がっていく頃やなあと
思ったそこにあったのが、
商店街の入り口に座っている
「林芙美子」の銅像でした。



なぜここに彼女の銅像が
と思ってしまいますが、
13歳から19歳までの多感な頃に、
彼女は尾道に住んでいたそうです。
学生時代ですね。

そしてもうここにも
マウンテンバイクに乗った観光客が
いてますねえ。

彼女の先品にひとつは「放浪記」。

ああ、まるで自転車で放浪する
私みたいやなあと、その客は
感慨にふけっているのかもしれません。

続く


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