ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記 明日香人の陰謀編 3

2014年12月10日 20時58分00秒 | ウォーキング

石舞台を後にして、
県道15号との分岐に着いた。



棚田の風景が素晴らしい!

ここを右に行けば吉野に行ってしまうが
もう間違えません。

明日香人の道案内に潜む陰謀は
完全に打ち砕いたようだ。

ジダンが「ごみは持ち帰ってね」
という木の道標に「そりゃそうだ」と頷いているように見えた。



多分彼のブログでは、
「お前がごみやろ」
と自分で自分に突っ込んでいることだろうて。

そこからしばらくは棚田の素晴らしい景色を眺めながら、
冬野川に沿ったのどかな道を進んでいくことになる。



あ、「冬野川」は多武峰(とうのみね)の



「多武」の漢字が変化したもので
「とうのがわ」と読む。
これもまた旅人を惑わす
明日香人の陰謀か。

実は、地名の読み方は同じでも
漢字が違うということはよくある。

すでにお気づきでしょうが、
「明日香」にも「飛鳥」という別の表記がある。

このことは、2009年12月の「明日香にて」
で説明しているので詳しくは書かないが、
深い歴史がある。

そして現在は基本的に地名としては
「明日香」で、史跡名とかは「飛鳥」を使っているようだ。

後者はアーティスト名にも使われているが、
ま、その話は避けましょう。

地名の漢字の変遷は、
今回ここに来るまでの駅にもあった。

「阿部野橋駅」がそうだ。
JR天王寺駅近くにある橋そのものは
「阿倍野橋」と表記する。

「阿部野」と「阿倍野」、
この二つの表記は今もその周辺に混在している。

そもそも「あべ」そのものも
いろんな表記があってややこしい。

仕事で記事を書くときに
総理大臣の名前の表記で
いつも悩んで新聞で確認しなければならない。
そこは間違えられないからね。

さて、話をドジ旅に戻そう。

冬野川沿いの古い道にも
神社仏閣が点在する。



道から外れて階段を登って行くようなところは、
ジダンが走って確認に行ってくれる。



歩行だけでは物足りないだろうから、
時折そうしてご褒美を与えてやれば
機嫌がいいだろうという暖かい配慮だ。



ところが、この時物足りないと思っていたのは
ジダンだけではなかったようで、

登り坂の傾斜がきつくなってくると、
少し前から走りたくてうずうずしていた
ちえちゃんがついにたまりかねて
走り出したのだ。



翌々週にアップダウンの多いレースを控えているので、
そのシミュレーションだろう。

「あまり下を向かない!」
「歩幅は小さく!」
と追いついてきたジダンコーチが教えていた。

一方doironとM上さんは
マンふたの写真を撮ったり、



庭に咲いている

「皇帝ダリア」や



のどかな川の景色を



眺めながらのんびり歩きである。

先行する2人とはdoironが用意した資料に載っている
史跡のところで合流する
というパターンを以後何度か繰り返した。

談山神社に向かう冬野川沿いの
のどかな道の途中にはこんなものもある。



これは、道標と毘沙門天の燈籠があるスポットだ。



毘沙門天は、四天王として
造像安置する場合は「多聞天」となる。

多くのことを聞くというその名前は、
本日の4人の中では最もdoironにふさわしいだろう。

ちなみに残りの三人を四天王に見立ててみると・・
「増長天」は時折増長するジダン。
「広目天」は最年長で人生経験が多く広い視野を持つM上さん。
「持国天」はマイペースでちえちゃんワールドを持つちえちゃん。

とぴったり当てはまるから面白い。

道標に刻まれていたのは、
どうやら「右毘沙門天 左とうのみね」のようだ。



こちらの石碑は、まったく判読不能であった。



ここから次の「気都和既神社」までは
また走り組と歩き組に分かれて進んで行くのでありました。



続く。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ツッコんでみました (ジダン)
2014-12-10 22:12:49
誰がごみやねんっ!誰が褒美で喜んでんねんっ!誰が増長してんねんっ!
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お礼 (doiron)
2014-12-11 08:46:30
ツッコミありがとうございやす。
返信する

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