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全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

信州お見舞い旅6

2019年02月10日 21時45分06秒 | ウォーキング

市内にはこんな道標も立っています。



「左野麦街道」と書いてありますよ。
左野麦なんていうところってどこでしょう。
と思ったら勘違いしてましたね。
左側が野麦街道なんですね。

岐阜県高山市と長野県松本市の
県境に位置する野麦街道。

飛騨国と信濃国を結ぶ
鎌倉街道・江戸街道と呼ばれる
峠を通る街道をさしているんですね。

古来から最大の難所として知られ、
能登で取れたブリを飛騨を経由して
信州へと運ぶ道筋を
この道標は表しています。

ああ、なんかこの地方の歴史と
出合ったような気がしますねえ。

そしてこれは「牛つなぎ石」。



上杉謙信が塩を送ってきたときに、
その牛をつないだ石という設定です。
これもまたまた歴史ですねえ。
近代的な街並みにこんな歴史が
しっかりと残されています。

さていよいよ我々は女鳥羽川に
近づいてきましたよ。



実はここには城のお堀と女鳥羽川に
はさまれた、縄のような細長い
土手の地域が続いています。
縄手の由来ですね。



ここに、様々な店が並び、
昔の神社の参道として
発達したところが「縄手通り」
といわれています。



ここがその入り口で、
いろんな石碑等があります。
その一つが縄手界隈繁盛記です。



松本市内にはスピーカーが
設置され音楽なんかを流す
広告塔が設置されていたそうです。

今はそういうのもありませんがね。
そういう町の雰囲気だったそうです。

ここには時計台がありますよ。



中ほどに汚れが付いてるやん
と思ったら、松本城のシルエットでした。

そして橋のたもとにありましたよ。



これが松本市の道路元標です。
え~doironが記録している
12本目の元標ですね。

松本市の交通起点のところとして
ここの商店街も発達したそうです。

そしてこの縄手通りでは
カエルが注目されています。
昔は横の女鳥羽川で
カジカガエルが鳴く風情のある
場所だったそうですが、
河川の汚れでカエルたちは
どんどん上流に追いやられ、
もう聞こえなくなったそうです。



そこで「カエル大明神」をこしらえ、
カエルの声を帰らせようと
かえるまつりなど様々な
カエル活動を行っているのですが、
残念ながら今の時点ではまだ
カジカガエルは返ってきていないようです。





入り口にはこんなカエルの
神輿も置かれていますし、





カエルの人形もいくつかあります。

また各店でカエルに関するものも
販売しているようで、
この辺りにはカエルのグッズを
いっぱい持つ「カエラー」といわれる客も
ウロウロしているそうです。

この通りには、せんべい、雑貨、
たこ焼き、居酒屋、ファッションなど
いろんなお店が40件ほど
集まっています。



そんな通りの間にあるのが
「四柱神社」です。



そもそもこの通りは、
この神社の参道として
活動していたところです。

では神社の中を覗いてみましょう。
ここは造家の三神と天照大神が祭神です。

縁結びの松や



伊勢神宮遥拝所などもありますし、



ここに明治天皇も来られたのですねえ。
東寺は電車なんかもなく
さぞやご苦労な旅であったと
思いますねえ。

ここには結構多くの人が
参拝に訪れていました。

そこをでてしばらく歩くと、
今度は「カエル大明神」があります。



様々なカエルの人形も置かれています。



こんな人々の思いを受けて、
カジカガエルたちも早く
戻ってきてあげてほしいですねえ。

「ゲロゲロ」という声ではなくて
「コココ~」と可愛い声で鳴くカエルです。
まだ早朝だったので空いている店は
少なかったのですが、
なかなかいい感じの商店街でしたねえ。

ではここから女鳥羽川を後ろにして、



松本城の方へと向かいましょう。

この城は天守が国宝で
城跡が史跡になっています。

ここへ来たのは10年以上前ですかね。
息子の住む下宿を探しに
来た時に寄った記憶があります。

続く


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