ようやく自作のカレンダー
「ホッとカレンダー」が完成しかけています。
絵にはすべて言葉が入りました。
今年の特徴はというと、
かなり言葉の中にユーモアをこめています。
牛の言葉には「うっしっし~」が入り、
梅雨の季節には、言葉の最後に
「to you(つ~ゆ~)」が
入っています。
また、絵のさしている言葉が
「明るく」とか「笑い」「幸せ」
「楽しい」につながって
ゆくように作りました。
まあ、doironの性格らしく、
情緒的な言葉も選んだりをしたのですが、
最終的には今回は明るさを意識した
言葉を選んでくっつけています。
こんな時代ですからね。
その辺のやり取りは、
一冊のノートに残っています。
絵ごとにそのモデルに応じた
言葉を作っていきます。
今回のカレンダーも徐々に
言葉を入れていったというのも
ありますが、多くはある日一日を
かけてできたものが多いです。
これはねえ、とてもクリエイティブな
作業なので、自分なりに集中できる
場所選びなんかもしっかりして、
取り組みます。
そしてその日は後日でいいような
家の用事なんかは後に回すことにして
基本的にアトリエ内にこもります。
でも、最初はあまり浮かんでこなくて
イラっとすることもあるのですが、
心配はいりません。
そういう方向性で考えていると、
頭、心がそっち方向にはまり込んでいきます。
そうなるとしめたものです。
次々とわいてくる言葉を
ブワーっとノートに書き留めながら、
最終それらを組み合わせて、
言葉というか短文が
出来上がってくるのです。
朝から考え始めて、そうなるのは
大体4時頃かなあ。
そうして浮かんだ言葉の組み合わせが、
doironの絵手紙の文章になっています。
ある意味頭の中の言葉や
イメージが様々な絵手紙文書に
化けていくのにそんな時間が
あったりするのです。
なんか人間って便利というか
複雑と言うかそんな心の
推移を感じますねえ。
絵も出来上がったところで、
今度はそれをデータ化してゆきます。
スキャナで読み込んで、
絵ごとに一つのファイルを作り、
それを今年のカレンダーの
絵手紙部分にはりつけてゆきます。
こうなれば多くの作業が
終わってゆきます。
その後絵手紙ごとにその言葉が持つ中身を
現代的に表現してゆき、
その一行をあてはめます。
一月の絵のその言葉が、
昨年のネズミとおなじく
「いつもマイペースで楽しみながら」
になっていたりします。
こんな風に絵が持つ力を
短文で表現するというのも
またこのカレンダーづくりの
面白さでもあるんですねえ。
そしてあと一つ最後に残るのが
カレンダーの表紙づくりです。
去年はdoironが撮影した桜と
ヒガンバナの写真を使っています。
おととしは近くの港の写真で
またその前は高野山の絵なんかを
表紙にしましたねえ。
今年はねえ、もう少し多くの
写真を使いましたよ。
今年一年、思い出に残った場所ですね。
大台ケ原の大蛇嵓の写真、
富山のコスモス、鎧岳・兜岳、
トンボ池のアジサイの写真を
載せることにしました。
こんな感じ。
こうして出来上がったのが
今年のカレンダーです。
そのまま配るのは100枚ぐらい
ですかねえ。
でもちょっと待ってくださいよ。
そういえば、誕生日をカレンダー内に
記載した自分用のカレンダーの作成も
5名の方からいただいていますから
それらの作成もありますね。
楽しくて忙しいです。
でもまあ、今年も折々に書いてきた絵で
こんなカレンダーを作れて
よかったですね。
今年なんかはカレンダーの隙間に
ほかの絵を入れたりできるほど
多くの作品がありました。
まあコロナで大変だったけど、
ある意味体と心的には
平和な一年だったかもしれません。
こんなカレンダーですが、
待ってくれている方もおられます。
もう少しでお渡しできますから
お待ちくださいね。
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