ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

オリオン座流星群

2012年10月22日 22時38分53秒 | 自然

昨夜は、今年のオリオン座の流星群の極大日であった。

時間的には午後10時頃ということだったので、
いつも見ている韓国ドラマを見終えたミセスdoironと
近所の公園に歩いていった。

「寒くない?」と聞くと、
返ってきた返事が

「けちゃなよ~」

とすっかり韓国かぶれである。
そんな馬鹿な会話をしながら
ぞろぞろ歩いて公園に着くと、
日曜日ということもあって、
昼間の遊びの延長で公園にたむろってるんだろう。
若者たちの笑い声が少し離れた暗闇の中から聞こえていた。

さて目標のオリオン座の姿は
その時間にはまだ地平線の下だ。
東の空には強く輝く木星と
その横に赤く光るベテルギウスが見えているのみであった。

だいたいから、doironの住む場所から
東の方は、市街地が広がっているため、
空はやたら明るい。

西の空なら海方面のため、
暗くて星がよく見えるのになあ。
なんて思いながら、
小さな目を凝らして東を眺め続けた。

夜の空を凝視していて気付いたのが、
公園の樹木がまるで黒い紙の切絵のように、
シルエットになって浮かび上がってくること。

写真に撮って見た。

これ。



下の方の明るい光は国道を走る車の列。
空にはかすかに木星が写っている。

しばらくそうしていて
やがて目が暗闇に慣れてくると、
中空を飛ぶ小さな虫さえ、
光を受けて流れ星に見えてくる。
何度も、何度も勘違いして
「あッ!」て声を上げてしまったぜ。

そのうちに、先ほどは気づかなかったけど、
他にも星がいくつか、かすかに瞬いているのが見えているではないか。
闇に目が慣れるってやつだね。
人間の目はすごいもんだ。

そしてさらに、さらに暗闇に目を凝らして
瞳孔を開き続けていると、
今度は地平線から
雲が湧き上がるように
白い光が広がってくるように見えてくるんだよな。

前から思っていたんだ
今年もいろいろ流星群を眺めたが、
いつもそんな風に見えてくるなあって。

もしかしてこんな老眼がかった目ではなく
もっと若い目だったら、また違って見えるのかもねえ。

そんな白い雲がもくもくしてくる幻覚のような感覚に
とらわれた時は
いかんいかんと頭を振って
近くに目を移したりしながら
何度も、視覚を元に引き戻しつつ、
観察を続けることにしている。

で、昨夜問題のその流星は見えたのかと言うと
今回は結局一個(この数え方でいいのか?)も
流星は見ることができなかったなあ。
都会の夜は明るすぎるんだよ。

空の探し物を見つけられなかった、
だからこれを漢字で「空振り」というのかも。
そして流星見物だけに
流れ解散となった、夜のお散歩でした。

ああ~しょうもない。


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