繁華街の中には、
センター通り、ユーグレナモールなど
にぎやかな通りがあります。
石垣旅行がメインのときなんかは
かなりにぎわうんでしょうねえ。
いつの季節かよくわからんけど。
そして道にはこんな模様が
描かれていますよ。
前回も紹介しました。
「ミンサー」です。
綿(ミン)で織られた幅の狭(サー)い
帯からそんな名前がついています。
一節では仏教伝来時に
海を越えて伝わり、
本土の真田紐へと伝わっていった
といわれています。
真田紐はこれですね。
九度山を歩いた時にユニークな
おじさんのお店で購入しました。
買ったはいいけどどのように
使おうと悩んでいますが、
こんな南の島でそのルーツに
つながるとは思いもしませんでした。
■が五つの模様と■が四つの模様が
繰り返されています。
■五つ(いつの)■四つ(世も)ということです。
加えて、その模様の周りにある
小さなギザギザ模様は
ムカデの足の模様で
「足繁く」という意味があります。
さらにさらに、藍を重ねて織っている
ところから「愛をかさねて」と
いう意味もあるとのこと。
全部合わせて
「愛を重ねて、いつの世も足繁く通ってね」
という女性の熱い想いがあるようです。
八重山で女性がこれを送るのは
愛の告白?
本州へ真田紐として伝わった時には、
女性がその中に自分の髪の毛をぬいこんで、
武運を祈ったという話もあります。
いずれにしても女性の気持ちが絡み合った
情熱的な織物です。
道に書かれてある模様を見つつ、
そんな話をミセスにしてあげたら、
あらかじめ来ただけのことは
あるねえと感動していました。
小遣い上げてくれるかなあ。
このあたりにはそんなミンサーも
一杯並ぶお土産屋さんなんかが
所狭しと並んでいますし、
鮮魚なんかを売るコーナーもありますよ。
ああ、明日の晩はまたここにきて
おみやげ物なんかを買いましょう。
そんな通りから一歩横の通りに入ると、
居酒屋さんなんかが並びます。
前回もここを歩きましたねえ。
地元の歌が聞こえてくる
店もありましたねえ。
大きな犬が店の前で
座っている店もありました。
その通りの景色が広がっていますよ。
こんなお店に入ろうかなあ
と思ったのですが、小さな居酒屋で、
女の子が店の前を借りて
石の飾りなんかを売ってる
ところに入りました。
まずは沖縄料理とオリオンで乾杯です。
モズクの天ぷらや島豆腐、
海ブドウなんかをつつきながら
晩飯となりました。
「よくぞきましたこの島へ。
あと二日しっかり遊んでいって
ください。かんぱーい。」
よしよし、乾杯の音頭も
うまくまとまりました。
小遣い上げてくれるかなあ。
ここのメニューで気になったものが
いくつかありました。
ひとつは「セーイカ」です。
ああイカ好きのdoironには
見逃せないメニューですね。
店の人に聞けば、和名はソデイカ。
イカの中でも最大級のイカ
(「ダイオウイカ除く」)で、
糸満市なんかでよく取れるそうです。
なので早速刺身で注文。
味は、いやあ大きなイカというだけあって、
味は大ぶりな味というか、
きめ細やかさはなかったけど、
おなかにはこたえる味でしたね。
そしてもう一つ注目だったのが、
石垣牛に加えて美崎牛という
牛のメニューがあったこと。
ふむふむ、石垣牛はよく聞くが、
美崎牛というのは初めてだぞ。
これは二つを注文して
食べて見なくてはと思いましたが、
これがなんと超高額。
小さなステーキでも2000円ほど
コロッケでも600円ほどします。
う~ん、旅先の大きな気持ちでってもねえ。
こんな高級な料理はまず
御先祖様に報告してから
ということになりますねえ。
明日の夜は前回満員で入り損ねた
焼肉屋さんへ行く予定だから、
こんやはちょっと遠慮しておきましょう。
続く
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