宿まではナビを入れて、
無理やり島内部へと曲がっていきます。
周辺の道路から1歩中に入ると、
静かな道が続きますよ。
あ、ここはパイナップル畑、
なんか柵があったりしますねえ。
いるんでしょうねえ、
りゅうきゅうイノシシ。
そして、石垣牛牧場もあります。
牧草を大きく固めた牧草ブロックも
あちこちに転がっています。
外周の観光用の道路を回るのもいいけど、
こういう村中の道は、
島の風情があっていいですね。
ナビは宿に入れているけど、
大体の方角の検討だけを付けて、
あっち面白そうやなあ、
こっちの山の方はどうかなあ
とかいいながらあちこち
ウロウロして宿に向かいます。
ふと気が付いたら、
だいぶ先のバンナ岳の方にまで
来ていましたので修正です。
市街地はずれの記憶にある
景色のところまで来たところで、
石垣港近くの宿
「アパホテル」へと向かいます。
くるまでゆっくり走っていると、
横でミセスが携帯を見ながら、
あーだこーだといろいろ話しています。
そう、いま彼女の趣味である
ポケモンで沖縄にしかいない
モンスターを探してるようです。
「あのさあ、せっかくやから
景色もちゃんと見てね」といったら
「はいはい、見てるよ」だって。
なんでも近所のゲーム友達に
沖縄でゲットした地域の
モンスターをあげるコトに
なっているんだそうだ。
車は730の交差点にかかり、
そこを左折です。
730は前回説明しましたよね。
アメリカ統治だった沖縄が返還され、
右側通行の車が左側通行に変わったのが
昭和53年7月30日だった
ところからつけられた交差点の名前でしたね。
宿のホテルはそこからすぐです。
チェックインも住みました。
で、ミセス曰くお風呂場は?
と聞くので部屋にあるだけやで、
と答えると「うっそ~、じゃ温泉に行こ」
って言いますが、
そんな施設もこの島にはありません。
っていうかないはずです。
予想していなかった質問なので
下調べはできていなかったです。
いろいろとネットを見てみましたが、
石垣島で温泉が湧いているのは
どうもないようです。
ではちょっと近隣のお散歩に行きますか。
ここで唯一気になっていたのが、
宿の近くにある御嶽(おん)です。
名前は美崎御嶽(みしゃぎおん)と
いいます。
ここは県の指定記念物史跡です。
尚真王の頃に船の航海安全を
祈願するための御嶽だったというもの。
歩きがてらここを見に行きましょう。
石垣の御嶽というところは、
行ってみると、人々の想いが
全部ここに集まっていて
ここが祈願の終点地
という感は強くあります。
まあ本土で言う神社のような
ところですねえ。
鳥居もあるし、何となく
雰囲気は似ています。
でも違うのは神棚があって
そこに神様がいられる
というような感じはなく、
御嶽はそのあたりの雰囲気全体が
神のような感じです。
御嶽での人の祈りは
まだ見たことがありません。
本土でお正月に初詣で、
神様に手を合わすというのではなく、
炎天下しゃがみ込んで
太陽に向かって祈りを叫ぶ
みたいなものかなあ。
風を払い、熱を拡散し、
力が沸き立つみたいな感じだといいなあ。
そんな御嶽の祈りも
またどこかで見てみたい
という気がすごくしますねえ。
そんな人々の雰囲気が残り香のように漂う、
歴史的にも有名な美崎御嶽の近くには
ほかにも船着御嶽、大川御嶽など
いくつかの御嶽もあります。
ここで人々の祈りが交わされたんだなあと、
それぞれにしっかりと見てきました。
それから散策は市街地の方に
入っていきます。
意外に御嶽をじっくり見て歩きましたし、
時間も夕方になりましたので、
もうこのまま食事に行こう
と沖縄料理の居酒屋なんかも
さがしつつ歩くことにしました。
続く
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