天守閣の最上階で富士山を眺めました。
ああ、よかったですねえ。
ここまで来た甲斐がありました。
津波で開いた今切口、
日本最高峰の富士山と
自然の偉大な力を感じましたねえ。
では、浜松城から下りていきましょう。
あ、下に降りてもこうしてみたら
富士山が見えているんですねえ。
天守門の所には、
大きな鏡石や野面積みといわれる
石垣の案内なんかもありました。
さあて、これで今回の旅の目的は
全部果たしましたね。
あれ?ちょっと待てよ。
もう一つ目的があったじゃないですか。
それは「ウナギ」を食べることでした。
浜名湖まで来てウナギを
しっかり食べずに帰るというのは、
やはり中途半端ですね。
どうしてもこの最後の目的を
果たして帰ることにしましょう。
それに時間もお昼を少し
回ったくらいです。
城跡の公園から歩いて
浜松の駅の方に行くことにしましょう。
あ、なんとこの駐車場。
入った時はスムーズに入れたのですが、
この時期はもう大渋滞ですね。
道路にまで車がはみ出して、
駐車場入りを待ってる状態です。
ごめんねえ。
あともう一つ目的を果たしたら
帰るからねえ。
ここから駅までは約一キロです。
きょろきょろしながら
歩いていきましょう。
浜松市はなんと以外にも
日本の市で面積が2番目に広いんです。
一番目は高山市。
人口も静岡市よりも多く79万人で、
政令指定都市である。
城下町あるいは東海道の宿場町
として栄え、今は静岡最大の
都市になっている。
では駅の方を向いて歩き始めましょう。
ここのマンふたは、
汚水のマンホールでこんな形。
でもネットで見ると様々な形があり、
市の木松、市の鳥燕、
市の花萩をデザインした
こんなのもあるようです。
広い自動車道の広い歩道を
てくてく歩いていきます。
途中、道端にあるウナギ屋さんを
チェックしつつ行きます。
あ、ここは老舗っぽいなあ。
ここは高級ぽいなあ
とか思いながら候補店を
考えていきますが、
まあ一度駅に着いてからに
しましょう。
確か地図ではこちらの方角ですが、
ちょっとわかりにくいですねえ。
交差点で高齢者のおばさんに
道を聞くと、
「ああ、駅はもうすぐそこですよ。
私も駅の方に行くから案内してあげよ」
と言ってくれたのでついていきます。
この人が親切な人で、
「ウナギを食べるんなら
いい店があったのに、
最近閉店したんだよねえ」
とかいろいろと教えてくれます。
そして通りかかった宝くじ売り場の横では
「なかなか当たらないよねえ」
とか話してきます。
そこでdoironは、いまナンバーズ4を
買うなら浜松にちなんで
8882かなあ。
なんて言ったりしてました。
もしかしたらこの親切な人は、
福の神かもしれんしねえ。
残念ながら当たりにはなりませんでした、
すみません。
駅の近くでもう場所もわかったので、
お礼を言って別れました。
時々後ろを向きつつ
そのおばさんが去っていきます、
まるで孫と別れるような
気分だったんでしょう。
近くの商業ビルに入り、
店内の案内を見てみると、
おおなんかよさそうな
ウナギ屋さんがあるじゃないですか。
ここにしましょうと
突入しましたよ。
そして注文したのがこれ。
ウナギの定食です。
いいじゃないですか。
うなキモとウナギの茶わん蒸しも
ついています。
ほんとはねえ、
ビールもあれば最高だったのですが、
車なので残念ながら注文していません。
じっくりと味わいながらいただきました。
うまい~。
舌がウナギのように伸びていきます。
ああこれで満足です。
はるばる浜名湖まで来た
甲斐があったというものです。
コロナ騒ぎがなければ、
もっと気持ち的にもリラックス
できた旅だったのでしょうが、
まあそれも何となく
乗り越えてきましたね。
帰りは湾岸道から東名阪、
西名阪と乗り継いで帰宅した、
春先のとってもいい旅でした。
さあて、いよいよコロナの
緊急事態宣言になります。
doironは果たして旅を続けるのか
とりあえずは浜名湖の旅
おしまい
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