にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

伝えると伝わる

2015-04-22 15:23:43 | つれづれ
最近強く意識するようにしているのが、「伝える努力ではなく、伝わるように努力する」ということ。
僅か一字の違いですが、意味しているところは全く違います。
前者が自分を中心に考えることなのに対して、後者は相手が中心にあります。
伝えようと頑張ってしまうと、だんだん見えている範囲が狭くなって、ついつい押しつけがましくなったり、上手くいかないと相手を責める気持ちになったりしてしまいがちです。
伝わるようにと考えると、相手をよく観察して伝え方を工夫するようになりますし、上手くいかないのはスキル(技術)の問題で自分や相手の気持ちの問題ではないのだと理解できます。
そうはいっても、なかなか難しいもので、自分に余裕がなくなると、ついつい伝えようとしてしまいがち。
自分なりに努力はしているので、みなさん長い目で見てやってください。
よろしくお願いします。

今年の桜は今月中で終わり??

2015-04-17 15:44:15 | つれづれ
今年は桜の時期がかなり早まるようで、すでに八戸や弘前では開花宣言が出されていますね。
桜の三大名所として全国的にも有名な弘前公園は、来週半ばが満開見頃となる予想のようで、GWは葉桜になってしまいそうです。
いつもならGWは咲き始めのはずの当地早掛沼公園も、今年ばかりは今月の最終週前半が見ごろとなるようで、GWまで持たないらしい~。
お花見大好きな方(宴会じゃなくってね)は、桜予報をしっかりチェックしなくちゃいけませんね。

前のめりの原子力行政に、司法が待った!

2015-04-15 07:31:04 | つれづれ
福井県にある関西電力高浜原発に対して、福井地方裁判所が「原子力規制委員会の新規制基準は『緩やかにすぎ、合理性がない』、基準に適合していても再稼働を認めない」との決定をしました。
今回の決定で最も重要な点は、世界最高と自画自賛している新基準が、昔の安全神話と同じく、基準を満たしていれば大きな事故は起きない前提の対策しか語られておらず、結局のところもし原発が暴走し始めたら止めようがない点ではこれまでと同じだということを指摘していることです。
実際に、原子炉が破裂しないよう圧力を抜くフィルター付きベント設備や、独立して冷却ができる第二制御室などは2018年7月までに整備すればよいとされ、作業員を地震や放射能から守る事故時の対策拠点も、完成するまでの間は代替施設で済ますことを認めているなど、天災はいつ起きるかわからないのを無視したかのような緩々の抜け道だらけです。
また、事故が起きた際の住民の避難対策について規制委員会は実効性を検証しないという無責任な発言を委員長自身が何度も語っています。

こうした前のめりな原発再稼働の動きの最大の要因は日本の政治の無責任性にあると言えます。
あれだけの事故が起き、4年たった今でも福島では復興の文字が見えてこない状態が続いているのに、官房長官が「国は当事者ではない」などと言うのは無責任以外の何物でもないでしょう。
国の経済も、地域経済も、もちろん大切ですが、人の命はそれ以上に大切です。
原発をどうするかは、一事業者や一部の自治体が決めることではなく、国策として全国民の責任で決めることだと思います。
私たちむつ市民(青森県民)も、原発・中間貯蔵施設・再処理工場と原子力関連施設を多数抱える下北半島(青森県)であるからこそ、一度立ち止まってしっかり考えてみませんか?

在京青森わげもの会

2015-04-14 17:27:34 | つれづれ
今日のWeb東奥日報に「在京青森わげもの会」という団体の事が載っていました。
記事によれば,
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首都圏に住む本県出身の若者たちでつくる「在京青森わげもの会」が,本県のさまざまな産品を選べるカタログギフトの作製に挑んでいる。現在出品してもらえる県内の生産者探しを続けており、資金調達のめどが立てば、今秋にはカタログを発行する計画。県産品の魅力を全国にPRするのが目的で、「東京から青森を盛り上げたい」とメンバーは実現に向け意気込む。
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ということなので、早速一口応援することにしました。
皆さんも是非HPみてやってください~!
 >>>在京青森わげもの会 http://www.wagemono.com/

今年も成人風しんワクチン接種費用助成が行われます

2015-04-12 21:19:17 | お知らせ
青森県内でむつ市が一番最初に導入した成人風しんワクチン接種費用助成事業が、今年度も継続して行われます。
対象者は、
1.妊娠を希望する女性、並びに夫及び同居家族
2.妊娠している女性の夫、及び同居家族
3.妊婦健診で受けた抗体検査の結果、抗体価が低く、予防接種を受けるよう勧奨されている方
で、費用は無料です。
希望の方は、市健康推進課または各庁舎市民福祉課に電話等で申し込んでください。
残念ながら助成対象外になってしまう方も、自身や家族が罹患したり、重い合併症で苦しんだりすることの無いように、是非MR(麻疹風疹混合)ワクチンの接種を受けてくださいね!

またもや「子どもだけお留守番」で・・・

2015-04-01 15:23:38 | 病気のはなし
昨日の午後東京都足立区の都営住宅で、4歳の男児が8階の自宅ベランダから誤って転落し重体になっているというニュースが流れました。
事故当時は両親ともに不在で、男児が一人で留守番中だったそうです。

何度でも言います。
「子どもだけ残して外出する(車を離れるのも同じ)のは、虐待・養育放棄」
と同じなのです。

同じような事故を繰り返さないために、皆さんも「これくらい大丈夫だよね」という気持ちを「万が一を考えておこうね」に変えてくださいね!!

予防接種も、今日から新年度のスタートです

2015-04-01 09:54:37 | お知らせ
今日4/1は2015(平成27)年度のスタートの日です。
むつ市の予防接種事業も新年度体制になりました。
主な変更点やむつ市独自事業は下記のとおりです。

1.水痘の定期接種は1・2歳児のみになります
 ・・・特例で行われていた3・4歳児への接種は任意(自費)になります

2.四種混合・MR(麻疹風疹)の指定日制は廃止になりました
 ・・・指定医療機関との間で自由に日程を組むことができるようになりました

3.MR(麻しん風しん)の2期は、来年春に就学する児が対象です
 ・・・2009(平成21)年4月2日~2010(平成22)年4月1日生まれのお子さんです

4.おたふくかぜ・B型肝炎・ロタの助成は継続されます
 ・・・詳しくは市のHPをご覧ください >>>対象者及び助成金額