夜、ベッドに入っても、なかなか眠りに付けない、夜中に何度も目が覚めて、朝、良く寝たという気がしない、日中、眠くなることがある。こうした点を挙げていくと、俺は不眠症に限りなく近い存在ということになる。ただ、決定的に不眠症の人と違うところがあり、不眠症とはまず診断されないだろう!それは、何かというと、眠れないことで悩んでいないということだ。
こうしたことはかなり前、若い頃からあった。しかし、当時は、自分が睡眠時間が少なくて済む人間だと考えていたし、今も、基本的に考えは変わっていない。人は必要な睡眠は確保するように生理的にできている。普通に人が寝る時間帯に、自分が眠れるかどうかの問題でしかないし、眠ったという印象を抱くかどうかだと思う。
今日は、夕食を済ませ、洗濯機を回し、洗濯が終わるのを待っている時間、ちょっと横になった。夜8時半頃のことだった。そこまでは覚えている。しかし、その横になって何を考えたかという記憶が全くない。気が付いてみると、何やら相当時間が経っているような気配を感じ、時計を見ると、午前1時半を過ぎていた。隣の部屋を確認すると、妻は、もう寝室に移動していた。普段はこのように寝ても、11時か11時半には目が醒めていたのだが、今日は、車で出かけたせいもあって疲れていたということなのだろう。
それから、メールチェックし、ブログを書き、洗濯物を干してからベッドにもぐり込んだが、寝付けずに、また、起き出してきた。5時間近く寝てしまったのだから、それから寝ようとしても、眠れるはずもない。まだ仕事をしているときならば、昼間眠くなって困るという悩みが生じてくるのだろうが、今は、仕事をやめているので、特に困ることもない。妻からは、「生活のリズムが狂っているんだ。ちゃんと寝るとき寝て、起きるときは起きないとだめ!」と言われるのだが、内心、「別に、いいじゃん!だれも、困るわけじゃないんだから・・・・」と思うが、口に出すことはせずに、無反応で押し通す。