正月7日は、七草粥。4日、5日にはスーパーマーケットに七草がセットで売っていたが、6日の夕方に買いに行ったら、売り切れだった。そばに、フリーズドライの七草が売っていたので、それを買ってきた。七草を刻んで作るのと違って、粥を炊いて、フリーズドライの野菜を混ぜるだけ、簡単で楽チンと食卓に出したところ、妻から「これ、七草のセットから作ったの????」の一言。
自分では、七草粥を忘れなかっただけでも、偉いと思っているのに、手抜きされたのが不満の妻。フリーズドライだっていいじゃないか!世の中進歩しているんだ!と、言いたいところだが、やめておいた。
そう言えば、15日は小豆粥だったよな、さて、どうするか?小豆から作るのは、七草粥よりももっと面倒くさそうだ!
子どもの頃、小豆粥が待ち遠しかった。それはなぜかというと、我が生家では、15日まで小豆を煮てはいけないという慣わしがあったらしく、お汁粉食べたいと思っても食べられなかった。小豆粥が食べたいのではなく、その後に、お汁粉が食べられるようになるのが待ち遠しかったわけだ。ところが、我が家は新潟流に変わり、お雑煮、黄な粉餅、餡子餅が出てくるわけだから、小豆粥を待ち遠しいということはなくなった。