長野の知人からリンゴが送られてきた。どういうわけか、信州リンゴは蜜がたくさん入っていて、サクサクと歯ざわりが良く、甘くておいしい。しかし、東京にはあまり信州リンゴが売られていることは少ないように思う。東京でリンゴといえば、青森リンゴがすぐに思い浮かぶ。これは今も昔も同じようだ。
鉄道や高速道路が発達して、どこへでも運べる時代になっても、変わらないのはなぜだろう?信州リンゴは、昔、名古屋、大坂方面に中央線一本で繋がっているという交通事情がえいきょうしているのだろう。だから、多くが関西方面に出荷され、東京方面ではあまり知られていない。伝統なのかもしれない。
そう言えば、長野スキー場には関西方面からのスキー客が多かったように思う。それだけ、昔から長野と関西の結びつきが強かったということなのだろうか?
一時長野に住んでいた経験から、我が家では信州リンゴが好み、長野の農家に頼んで送ってもらっているが、我が家ほど産地に拘ることは少ないのかも知れないと思う。