今日は、強い木枯らしが吹き、一気に体が冷えて来た。寒いですが、子どもの頃、こんな冷たい風の中、馬鹿みたいにひとりで凧揚げしていたことを思い出した。父の手作りの凧、四角い形、大きさは障子の三分の一、糸目は3,4メートルくらいだったと思う。風が強いと小さな子どもでは持っているのも大変だ。一度、誤って、糸を話してしまったことがあった。糸が放たれると、🌨️ふわふわと落ちて来る。しかし、私の凧の糸には糸巻きが付いていて、その糸巻きが稲の切り株に引っかかって、糸が張られた状態になり、凧は息を吹き返し、どんどん上がって行く。私は必死に凧を追いかけるのだが、私が追い付く頃には、切り株から脱して、また飛んで行く。300メートルくらいは追いかけた。先には送電線の鉄塔があり、送電線に引っかかったら、それこそ大事になるところだった。それ以前に、同様のことがあり、その時には、私の家の前の家の動力引き込み線(三相200ボルト)に引っかかっても、飛び続け、三本の線を束ねてしまい、一大事になったことがあった。まあ、その時は酷く叱られはしなかったが、送電線となると、子ども心にも、事の重大さは分かっており、まったくヒヤヒヤものだった。幸い、送電線に近づく寸前に凧を捕まえることができ、事なきを得たということがあった。まあ、これも昔々の思い出の一つということです。
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