DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

怪しいタマゴ屋?

2015-07-31 03:41:34 | 雑感

 週1回 タマゴ屋が回ってくる。妻はいつもそこの卵を購入していた。そして、私が買い物をするようになってからも、そのタマゴ屋から購入を続けている。それは、妻が健康に良い卵と信じきっていて、他から買った卵では食べないからだ。

 何の変哲もない卵なのだが、大きさが不揃いで、何となく素人っぽく見える。その辺に妻の健康志向が刺激され、健康に良いと信じ込んでしまったのだろう。恐らくは、選別漏れの卵を格安の値段で仕入れ、行商に回っているのだろう。

 数年前まで生家近くで、小学校の頃の友達が養鶏場を営んでいた。子ども夫婦もみんな養鶏場の経営に携わって、経営規模はかなり大きく、数十万羽を飼育していた。その友達が言うところによれば、少なくとも、数万羽を飼育して行かないと採算が取れないと言う。そんなところで、卵選別機を使わないで仕事をしているということは考えられない。不揃いの卵なんてものはあり得ないのだ。

 卵の値段は10個パックで百数十円から三百円以上まで様々だ。それに味だって色々ある。割ったときに黄身が盛り上がっているような卵も、健康志向の主婦には人気があるようなのだが、私には実際のところどうなのか良く分からない。

 例のタマゴ屋は音楽を鳴らしながら回ってくる。難聴で、耳鳴りの激しい私には、その音楽が聞こえないことがあり、妻は、タマゴ屋が来たと言って教え、早く買いに行けと暗に促してくる。卵なんてあまり興味のない私だが、妻が食べる食べないに影響するので、いつもしぶしぶ割高な卵を買ってくる。タマゴ屋には惣菜物も少し置いていて、それを買ってくるように頼まれ、何度か買ったことがあるが、値段は一般に比べると、倍近くするのだが、はずれ物ばかりでおいしかったためしがないのだ。実に怪しいものだ。

 信じるということはすごいことだと思う。一旦信じてしまうと、疑うということができなくなってしまうのだろう。まあ、そんなところで波風を立てても、何も良いことはない。しばらく妻に従っていくしかないなぁと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぱさつかない鶏肉の料理の仕方 | トップ | 戦うのは今だ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事