今日、ドイツ語教室に参加した。私が妻の介護をしているのをみんな知っていて、「奥さんどうですか?」と聞いてくる。そんな中で、親の介護を抱えた女性が、「明日から泊まり込みで母親の介護に言ってくる。もう高齢で、食べるのも食べられ得なくなって、やせ細って骨と皮ばかりです。」と話しかけて来る。また、別の男性は、母親を引き取り、世話をしているが、母親に家の中を引っ掻き回され、困り果てているという。ショートステイを頼んで、里帰りして戻って来ると、すぐに預けていた施設から電話が掛かって、早く引き取ってくれと言われたという。
確かに、私たちの世代は、高齢の親を抱え、その親の介護が大きな問題となっている。昔と違って、ショートステイなどを利用できるなど、負担が軽減されている部分も多いが、でも、やはり介護を担うのは子供たちだ。やはり他人任せにしているわけにもいかないというのが心境だろう。今まで同居していなかっただけに、その生活習慣の違うし、相手に合わせることにも慣れていない。だから余計小さなことの積み重ねがストレスとなってのしかかってきているのだろうと思う。
今や核家族が主流の世の中、今後ますます親の介護をどうするのかという問題が大きくなってくるだろうし、そうこうするうちに、今度は自分が介護される側に回る日もそれ程遠くない。自分の老後をどう過ごすか、今のうちから真剣にその方向性を模索する必要がありそうだ。
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