テレビで「不織布マスク警察」が話題になってました。
いろんなマスクが出回っていますが、今の時点で最も実用性、効果があるのは不織布マスクでしょう。
不織布というのは(繊維を織るのではなく)熱と圧力をかけて幾重もの繊維を一気にプレスして作るもので、繊維の隙間も非常に小さく、ある程度の大きさの病原体までならブロックできるものです。
流行っているファッションマスクは効果うんぬんよりも付けた人の鼻や顎にかなりの隙間ができているのを良く見るので、マスク本来の効果は劣ると思われます。
番組では高価な医療用マスク(N95)を付けて街を歩いている人にもインタビューしていました。
こちらは不織布よりもさらに隙間が小さくインフルエンザやコロナウイルスもある程度ブロックできます。
しかし正しく装着していればが30分程で呼吸が苦しくなるはずなので一般には向きません。
マスクもいろいろなので、状況に応じたマスクを選択し、正しく付けるようにしたいものです。
今日、買い物をしていたら、中年と思われるご婦人がヘルメットをかぶったまま店に入ってきて、え?と思ったのですが、良く見るとコートを重ね着して大きな帽子を目深に被り、口には不織布マスクを着けた上に手づくりと思われる布マスクを着けて、さらに医師が使うような大きなフェイスシールドを装着しているのでした。
レジでは声が聞き取りにくいようで店員が何度も聞き返していました。
人それぞれ考え方や状況が違うので一概に否定はできませんが、コロナは国民の生活への影響だけでなく、人々の心にも大きなダメージを与え続けているようです。