さあ、鹿児島はもうすっかり春の陽気です。
本日はリュックにタオルや着替え、飲み物、お弁当などを詰め込んで霧島方面に向かいました。
霧島連山は近場で、登山にもいろいろなコースもあり良く登っていたのですが、残念ながら新燃岳や硫黄岳の噴火により前のように自由に散策することが難しくなっています。
今回は登山は諦めて、えびの高原の周囲を軽くハイキングしてきました。
雲一つ無い青空の下で、緑の木立の中をテクテクと歩くことで心も体もリラックスできます。
私のように原因が何だか判らない肺炎の治療中の身だといろんな場所でいろんなものを吸い込んでしまうことが心配になるのですが、こういう大自然の環境の中で胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込むと、なんだか肺が浄化されていくような気がします。
霧島で汗を流した後は、だいたい温泉に入って帰るのがルーティンでした。
コロナが始まってから温泉は自粛していたのですが、もうそろそろ良いだろうと思い寄って帰ることにします。
霧島には温泉はそれはいっぱいありますが、夫婦で良く行くのは旅行人山荘というホテルの露天付き大浴場です。
今日は祝日なのに人が少なかったので、ゆったりと湯船に浸かることができて、まさに「極楽、極楽」という感じでした。
またホテル自体が霧島山系の高い場所にあるので、露天風呂からは遠く離れた桜島も正面に見ることができます。
他に誰も居なかったので湯船の中で風を受けながら仁王立ちになり、青い空と遠くに霞む桜島をずっと眺めていたら、ふと「こういうことが幸せなんだよね、今に感謝してしっかり生きていこう」と何だかプラスの気持ちが湧いてきたのでした。
ふと気が付くと、風呂の真ん中で突っ立っているオジサンが異様だったのか、後ろで露天風呂に入るのを躊躇しているおじいちゃんたちがいたみたいで申し訳なかったです。
春になったらまた登りに行きます。
まずは規制されていなくて、手軽に登れる白鳥山くらいから始めますか?
途中の道路では硫黄臭い蒸気が出ています
韓国岳、登りたいなあ・・?
右は鹿児島郷土料理「がね」
温泉に浸かりながら遠く桜島を望む
この足、どこに需要があると・・?
数年前、白鳥山から韓国岳を望む