今年は父の初盆になります。
初盆と言えば昔は家にとっても集落においても一大行事でしたが、うちの実家の集落では御多分に漏れず周りが殆ど空き家になってしまったことに加え、すでに住人たちも父のことを知らない若い世代に置き換わっています。
なので葬式と同様に初盆も家族だけでやるということになりました。
先ずはこの前の日曜日に初盆祭を引き寄せて実家近くの神社で執り行いました。
息子たちも家族連れで来てくれたので、皆で一緒にお祓いをしてもらえました。
その後は近くにある母の施設に面会に。
子、孫、ひ孫総出で行ったのは昨年五月の連休以来です。
あの頃は夏草の生い茂ったカンカン照りの裏庭からガラス越しの面会だったので孫たちの顔も良く見ることはできなかったはずです。
今年は広い部屋を準備してくれていて、一人づつ声をかけては握手したり母の顔を擦ったりしながらゆっくりと面会をすることができたのでした。
昨年と違うのは、父が居ないこと、そして母がすっかり孫やひ孫の事を忘れてしまったことですね。
大勢で急に押し掛けたこともあると思いますが、誰が誰やらわからないようで小さな孫たちを見渡しながら首を傾げている様子が不憫ではありました。
相変わらず父の亡くなった記憶も消し去っており、「いつ病院から帰ってくるのかねぇ」と言ってますし・・。
でも久しぶりに面会らしい面会ができたし、正月に産まれたばかりの孫ちゃんを抱っこさせてあげることもできました。
一番下のひ孫であることを教えてあげると顔をじっと見つめながら「可愛いね、可愛いねぇ・・」と涙を流しながら顔をクシャクシャにしていたので、本人も嬉しかったことだと思います。
お父さんの初盆ですか。色々と大変ですね。
実は、東京に住んでいる女房の母親が先日亡くなりまして、葬式に2泊3日の予定で東京に行ってきます。東京に遊びの為に行くのは楽しいけれど、葬式の為の上京なんて空しいですね。
それは大変でしたね。お義母さんは長生きをされたんですね。
確かに旅は楽しい気持ちで行きたいですが、こればかりは…😓ですね。
気をつけて行ってらっしゃい。奥様も労ってくださいね。😰