リターンプラモデリング

ガンプラを中心としてキャラもの模型を作ります

プラパテ テスト その2(テスト結果)

2011-05-04 04:04:13 | 技法解説
テストの結果、最適プラパテはどれかと明確にはいえない結論になってしまいました

準備

用意した試料
左から、Mr.ホワイトパテ、タミヤパテベーシックタイプ、タミヤ光硬化パテ


タミヤ光硬化パテのべたつきを、タミヤ・ラッカー溶剤を持ってないのでMr.カラーうすめ液でふき取る


#400耐水ペーパーで荒削りをする


パテが周囲に残るぐらいでやめる


#600耐水ペーパーで仕上げる


更に各試料1枚ずつを更に800耐水ペーパーで仕上げる


薄め液で薄めにした、Mr.カラー13 ニュートラルグレーを吹きつけ塗装する


結果と判定

Mr.ホワイトパテ
#600耐水ペーパー仕上


#800耐水ペーパー仕上


塗装面を#1000耐水ペーパーで削ってみたところ


粘る感じがして削りにくい
修正跡がうっすらと分る
気泡みたいな窪みはパテ粘度が高いため盛り付けるときに巻き込んだものと思われます
パテ埋め部分が窪んでいるのは、ペーパーがけのとき余分に削れたものと思われます


タミヤパテベーシックタイプ
#600耐水ペーパー仕上


#800耐水ペーパー仕上


塗装面を#1000耐水ペーパーで削ってみたところ


削りやすい
修正跡がうっすらと分る
窪みはパテの盛りつけ不足でひけたためと思われます
パテ埋め部分が膨らんでいます、塗料の溶剤分を吸ったためと思われます


タミヤ光硬化パテ
#600耐水ペーパー仕上


#800耐水ペーパー仕上


硬い感じで削りにくい
修正跡はほとんど分らない
窪みはペーパーがけの途中で剥がれたものと思われます
紫外線により短時間で硬化するため作業時間が短くできる
表面のべた付を吹き取る手間が増える

説明書で施工面を#400フィニッシングペーパーで荒らすように書かれていてプラ材の食いつきは良くないようです

プラ板から剥がれたタミヤ光硬化パテ



まとめ
以上のことから、プラパテではどうしてもひけは避けられないので、使用量を減らす、使用した箇所にはサーフェーサーを吹き付けてひけを確認する、という結論となりました
今後は瞬間接着剤による、ひけ、隙間修正を検討したいと思います


前回を読む
プラパテ テスト その1(プラパテ解説と試料準備)

参考過去ブログ
ポリパテ (ポリエステルパテ)硬化剤について



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