GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

Mikkeller 1000 IBU … BULLDOG (銀座)

2010-08-15 | 日本のビアパブ/バー
デンマーク“Mikkeller”の“BULLDOG”の“1000 IBU”。
銀座“BULLDOG”に、樽(Key Keg)で入荷していました。
(ほぼ1ヶ月前のネタなので、もうありませんが…)

“IBU”とは国際苦味単位(International Bitterness Units)を意味し、ビールの苦味の成分の中でもっとも苦くかつ量の多い、イソフムロン(イソα酸と書かれている資料もありました)の割合から計算される値だそうです。
Wikipediaより)

ビールの味は様々な成分から構成されているため、特定の1成分の割合が絶対的な苦さの指標にはなりませんが、参考値にはなると思います。
ビールイベントのパンフレットには、出品されているビールのIBUが書かれていることもありますね。


ちなみに、キリンラガーのIBUは25だそうです。
今まで飲んだ中でも、群を抜いて苦いと思った“West Coast IPA”はIBU 95。キリンラガーの約4倍の苦味成分です。

飲んだ記憶にある中で、最IBUの高いものは“Hardcore IPA”や“Unearthly Imperial IPA”でもIBUは約150。
このクラスになってくると、とにかく強くて重くて苦い。
ハーフパイント飲んだ辺りで舌がビリビリしてきます。


それらのレベルとはケタが違う、IBU 1000。
これ、人間に飲めるのかなぁ…

と覚悟して口に入れてみたのですが、意外に普通に飲めるのにビックリ。
確かに強くて重くて苦いのですが、West Coast IPAの10倍苦い、とは感じませんでした。
高アルコールのしつこさもなく、強いIPAのような感じで美味しく飲めました。
飲んでいる時よりも、後味に強い苦味が残りますね。

ミッケラーのサイトによれば、IBU 1000は成分的には本当だそうです。
強い苦味と飲みやすさを両立させる目的で、当然、ホップも大量に投入して造ったそうです。
商売の視点だけで考えたら、少ないホップでどれだけ苦く出来るかトライした方が儲かりそうな気もしますが…。

でも確かに、やってみたい気持ちはとても理解出来ますね。
こうやって、地球のほぼ裏側まで運ばれてお客さを集めているんですから。


1000 IBU

瓶でも少量輸入されていたようです。
こちらは新宿御苑“BAMBOO BEER PUB”で見せてもらったもの。
包み紙がカッコイイ。




ほぼ半月ぶりの更新は、ほぼ1ヶ月前のネタになってしまいました。
飲んではいるので、ボチボチ更新していきます。


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