GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

WORLD CRAFT BEER FESTIVAL

2004-09-21 | 日本のビールイベント
池袋サンシャインシティで開催された、ワールド・クラフトビア・フェスティバルに出かけてみました。

「全て樽から直接注がれるドラフトのうまさを味わえる!」
(WORLD CRAFT BEER FESTIVAL Webサイトより)

でもカウンターには何故か、麦茶を入れるようなポリのピッチャーに入ったビールが。
看板はビールの名前しか書いてなくて、どんなビールか分からないから、説明用に置いてあるのかな?
…と思ったら、そこからグラスに注がれてしまいました。
炭酸の弱いエールなら大きな影響は無いのかな、と思いたいところですが、ピルスナー系とか大丈夫なんでしょうか?
味云々以前に、やっぱりちょっと興ざめです。

沢山のビールも、産地、会社名、商品名しか情報が無く、イギリス系以外は全然知らない自分にとっては、正直何を飲んでいいのか良く分からない状態でした。
一応スタイル別になってはいるのですが、「イングリッシュ」だけじゃ大雑把すぎ…。
(それに「リアルエール」ってのも「スタイル」じゃないと思うのですが)
片っ端から全部飲み干せる大酒豪や、名前を聞いただけで全て理解できる通なヒトばかりでは無いと思いますので、せめてアルコール度数と簡単な説明(1行で十分)でもあれば、もう少し選ぶ楽しみも出てくると思うのですが。

そんな中有難かったのは、グッドビアクラブのガイドツアーとミニセミナー。
テーマ別に飲み比べたり、ビデオを見ながらのビール講座など、楽しませて頂きました。
「ホップ品種による違う香りを楽しむ」「ホップに飽きたらモルティエール」など、ツアー内容をモデルルートとして貼り出しておいて頂ければ、自分で飲み比べる参考に良さそうです。

仲間同士であれこれ言いながら飲むのは楽しかったのですが、残念ながらイベント自体はちょっと印象の薄いものになってしまいました。
あまり混雑せず、ビールの品切れも無かったのは良かったのですが、恵比寿のようにどこか殺気立っているほうが、テンションは上がりますね。
今回の内容で3800円は少々高いかなぁ。次回に期待したいと思います。

終了後はAle HouseとHazelburnへ。
Ale Houseは初めて行きましたが、なかなか落ち着いたいい雰囲気。会場でもらったサービス券で「よなよなリアルエール」を一杯。美味い。

うーん、やっぱり、
「さすがビアフェス! パブで飲むよりずっと美味い!」
っていうのは難しいのかなぁ…。

(PS.イギリス編が放ったらかしで申し訳ありません)

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