DT200Aの庫 (goo-blg)

近づくプロラボの終焉

 3月末を持ってクリエイト横浜営業所が閉鎖されます。閉鎖の理由は言わずと知れたデジカメの普及によるリバーサル現像需要の停滞だそうです。
 もともとこのお店はアサミ・プロラボ青山横浜店であったものがアサミの倒産で一時は閉鎖の運命だったものを親会社の富士フイルムの強い意向でクリエイトが経営委譲する形で営業をつづけ今日に至っています。実はこのお店は神奈川県で富士フイルム系のプロラボとしては最後の存在でした。
 私にとってもこのお店はプロラボと初めてお付き合いした想い出のお店です。それまで量販店(まぁ平たく言えばヨドバシのDPEコーナー)でリバーサルの現像を依頼したものの出来上がりに不満を感じいろいろ調べ、行き着いたのがこのお店でした。それ以来、このお店でお店の方の好意でいろいろな事を勉強させてもらいました。
 青山に転勤した後はアサミの本店やクリエイト渋谷営業所にお世話となって横浜店は疎遠になっていましたが、今の職場に転勤になってからは主に横浜に現像を出していただけに今回の閉鎖は危機感を感じています。
 これだけデジカメの普及している時代にリバーサルフイルムの撮影自体、マニアックな事となっています。最近はカメラに興味のない人に”まだデジカメは使っていないのですか?”と驚かれる事があります。それだけデジカメが一般的になっているからこそ、アナログの暖かみのあるリバーサル撮影を大切に続けて行こうと意志はるものの、その気持ちとは裏腹に状況はかなり厳しい状況になっていることは間違いないようです。


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コメント一覧

DT200A
>アサミは倒産ではなく、フジフィルムへの経営権譲渡です。

失礼しました。事実誤認をしておりました。だいたい他人の会社の内情を詮索する事自体、失礼なことで…汗
団長
伊知郎さんそれは正解でした
一般のヨド屋さんのリバーサルと横浜店とは処理工場が違いました。
横浜分はプロラボ横浜併設の現像所で処理していました。かつての勤務者が言うのもなんですが、なかなか安定した仕上がりでした。
ラボは人が命です。現像もプリントも誰が処理しているかで仕上がりが左右されます。
だいりいぐ伊知郎
おばんです、話が少し脱線しますが、今から20年位前に音楽業界にあった、何もかもがレコ-ドからCDに移行していった状況に近いモノを感じます。その後アナログ盤は「CDには無い温かみがある」と言った理由で限定盤ですが新譜が出たり、見直されつつある状況?なのでカメラもフイルムも銀塩部門は最低限、残してほしいですよね。
ところで私は限りなく千葉に近い都内在住者ですが、他のヨドバシより仕上がりが良かった様に感じたので、(気のせい?)遥々ヨドバシ横浜店まで毎回出しに行っております。やはりプロラボの方が仕上がりとか良いのでしょうか?
団長
すいませーん!
アサミは倒産ではなく、フジフィルムへの経営権譲渡です。
プロラボ青山はアサミの一事業部でしたので同様です。青山本店を含む他のプロラボ青山の支店は主な取引先のみクリエイトに引き継いで閉鎖となりましたが、横浜はクリエイトの支店が無かったために、クリエイトがそのまま引き継いだ形になっていました。
それにしてももう少しもつかと思っていましたが・・・・
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