DT200Aの庫 (goo-blg)

8月になってはじめての出撃!

 暑さに負けて8月は出不精になっていましたがさすがに撮り鉄にとって現場に立たないと、生きていくための大切な栄養素の鉄分が不足してストレスが溜まってしまいます。
 20日は関東地方は暑さがぶり返すとの予報だったので避暑を兼ねて大糸線を中心に長野・新潟県に出撃する事にしました。当初はガソリン高騰の折、割り勘要員の同行者を探したのですが、一緒に行ってくれる鉄ちゃんが居ないため仕方なく単独での出撃となりました。
 19日の深夜。日付が20日を待って家を後にしました。中央道で北上していくと小淵沢辺りでは気温は20℃を割り、自動車の外気温は18℃を指しています。Tシャツ1枚の身にはさすがに寒く、軽くヒーターを入れるほどでした。
 豊科で長野道を降りて日本海側へ向かうと松本盆地は快晴だったのに山に入るとまさに雲行きが怪しくなっていきます。現地には5時前に到着し仮眠をしているとポツポツと雨音が聞こえてきます。会社の違う天気予報を4箇所も見たし、天気図も見たのに何てことでしょうか?単独出撃だけに労わる相手もなくテンションも一気にどん底に!
 それでも時間が経つと雨も上がり、雲の合間に陽射しが覗いてきて何とか晴ベースの写真を何枚か撮ることが出来て、テンションも何とか回復してきました。
 大糸線での撮影は午前中で終わってしまうので、午後は何処に行こうか思案していると、いつも貴重な情報を提供してくれているもーたーまん様が午後にはこんな列車があります!と信越線の113系廃車回送の列車時刻をメールで送ってきてくれました。せっかくだからと大糸線の中土から信越線の妙高高原へ抜ける山道で行く事にしました。この山道は噂には聞いていましたが本州離れした雄大な山道で驚いてしまいました。(このお話は後日)
 山を越えて長野県側に入ると山々には雲がかかり、あまり天気が良くないようです。話は逸脱しますが、この山道で愛車FORATERはめでたくも走行距離10万キロを突破しました。これまで何台かの自動車を乗り継いできましたが今までの車と比べ、毎年の走行距離は低いものの10万キロも乗ったのは初めてで、そしでいてまだ飽きが来ないというのはやはりFORESTERは名車であることの証ではないでしょうか?
 信越線沿線に到着するも適当な撮影地がなく妙高高原から豊野付近まで来てしまい、豊野駅の場内信号機の横になんとか撮れる場所を見つけ列車を待ちます。EF641031号が牽引する113系の廃車回送は幕張所属の113系と聞いていたのですが、実際に現車を見ると6両すべてがかつて横須賀線で活躍し、馴染みのある車両ばかりで突然友達との別れの場に遭遇したような悲しい気分になってしまいました。
 廃車回送を撮影後は雲が出ているものの、時間早いので長野電鉄の信濃竹原―夜間瀬間の撮影地に行く事にしました。現地に着くと曇っていました。ちょうど耐えられない睡魔が襲ってきたので撮影もそこそこに線路脇で昼寝をする事にしました。1時間くらい寝た頃、暑さで目覚めると空はもくもく湧いていた雲が消え、雲ひとつない青空が広がっていました。一気にテンションが上がり撮影モードに入ります。夕方に茶色の2000系の列車がりそれを納得いく撮影が出来、最後が良ければ全て良し!とばかりに満足して帰路に着きました。


 雷鳴鳴り響く平岩駅に進入する国鉄色のキハ52115 区間運転のため通常乗客は0なのに18キップの期間なので何人か乗鉄が乗車していました。 08,08,20 平岩 422D Canon40D


 豊野駅に進入する113系廃車回送。列車が来る2分前までは太陽が出ていただけに悔しい限りです。このあたりは近くに飯山線が走っているのですが、周辺の景色に何故か見た事のあり、必至に記憶を呼び戻すと、飯山線のC56貨レをこのあたりで撮影した事を思い出しました。たしか中学1年か2年だったので40年近く昔の記憶と言うことになります。 08,08,20 配9370レ Canon40D


 田舎の小駅で元営団3000系と元小田急10000系が交換していきます。見ていて模型のレイアウト上でしか実現できないような光景に感動を憶えてしまいました。 08,08,20 長野電鉄信濃竹原 Canon40D

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