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先行列車のカートレイン(三芳のSちゃんが乗っていたそうな)がDD51エンジントラブルで遅延した影響で少し遅れて通過して行きました。 94,07,26 島松 3レ TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
20年前の7月は復活シロクニの撮影のために北海道へ向かい、シロクニ運転日の前日に千歳線界隈を訪れてDD51等を撮影しています。今も同じですが低賃金労働者である自分は北海道に出撃するのが精一杯でレンタカーを借りる財力はなく一般公共交通機関を利用して撮影する事にしました。しかし今と違いネット情報もほとんどない当時、千歳線の撮影目的地の西の里信号所へのアクセスを調べるのが一苦労でした。最寄駅の上野幌駅にはタクシーは常駐している可能性は低くまた出費も痛手となります。反対駅の北広島駅からはタクシーだと更に高額になる事が懸念されます。さて、どうやって西の里信号所へ向かうかをいろいろ調べたか西の里信号所近くに椴山と言うバス停があり北広島駅から行ける事がわかりました。時刻まではわからなかったもののある程度の本数的があることがわかりました。あとは現地で突撃と腹をくくり出撃しました。
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当時は不評だった”エルム”の大型ヘッドマークも今となっては懐かしく見えてしまいます。 94,07,26 西の里(信) 8009レ TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
前夜、1レ”北斗星1号”のBネに乗り南千歳駅で下車して普通列車に乗換え、とりあえず後から追っ掛けてくる3レ”北斗星3号”を適当な駅で下車して撮影する事にしました。あらかじめロケハンして目星をつけていた島松駅で下車して3レを撮影する事にしました。その後北広島駅へ向かい、北広島駅前で少し待つと椴山へ向かうバスが出発しました。今はどう変貌したかは定かではありませんが当時の椴山のバス停は周囲にひとつも商店のない畑の真ん中にあるバス停でした。ただ国道沿いなので自動車の通行量だけは多かったと記憶しています。バス停を降りて何度も車で通った道を西の里信号所に向かいました。暑い日でしたので道端に私の天敵であれニョロニョロちゃんが潜んではいないかとヒヤヒヤものでした。ニョロニョロちゃんよりさることながらバス停から撮影地である西の里信号所まで歩いて10分程度でしたが真夏のじりじりした太陽光線が容赦なく身体に突き刺さった事だけは20年経過した今日もはっきり覚えています。
やっとの思いで西の里信号所にたどり着くと三芳のSちゃんのタウンエースが停車しているではありませんかぁ?まさかこんなところまで出撃しているとは・・・?遠地へ出撃して知り合いに逢うという事は何とも嬉しいものです。北海道なので夏でも太陽の位置が本州よりは低いので日中もSちゃんとたわいもない事を話ながら撮影した記憶しています。
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間もなく北海道から姿を消すDD51もこの頃はまだまだ主力機関車として活躍していました。 94,07,26 西の里(信) TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
夏の札幌は平日でもホテルの手配は苦労します。せっかく”北斗星”のBネのきっぷを確保したにも関わらず札幌周辺のホテルの手配が出来ないと旅行プランは成立しません。まして当日は土曜日で札幌付近のホテルは高級ホテルを含めてほぼ満室の状態でした(夏の小樽は予約難の上に室料が高騰します)。どうしてもホテルが確保出来ず苦慮していました。当時、私は営業職でしたので取引先でもあった今は無き長崎屋系旅行会社の本社に頼み込んでムリムリで新さっぽろのホテルを安価で手配してもらい翌日のシロクニ撮影に備えました。ただホテルに入って着替えようとしたら翌日に着るTシャツを持って来忘れたので新さっぽろ駅近くのダイエーで真っ白なTシャツを購入したことを鮮明に覚えています。
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予定にはしていなかったのですが2レ”北斗星2号”が撮れるのがわかったので新さっぽろ駅の一つ手間ての上野幌で撮影しました。 94,07,26 上野幌 2レ TMX スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED.