この展示物は本当に素晴らしく、感動無くしては拝見出来ません。こんな鳳凰をまとって磨き上げられはＤ５１８３８号機を目にしたら落涙してしまうかもしれません。ところで、この鳳凰は何処で製造されたのでしょうか？一番順当なのが鉄道工場ですが、違う目で見るとこの様な鳳凰の装飾品を造れる鉄道工場の技術力もすごいものだと思います。 １９，０６，０４ １３：０９頃 京都鉄道博物館 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
まずは九州南部での豪雨で被害に遭われ亡くなれた方にご冥福を申し上げるとともに被災された方にお見舞い申し上げます。
さて、０４日は義母墓参と通院と連休を取った後の三連休の最後の休みでした。期待とは裏腹に梅雨末期の天気で晴れる可能性は全くなく、かと言って家にいてスキャナー三昧も芸が無いので思い切って京都鉄博へ向かうことにしました。先々月の２７日にも訪れて拝観した京都鉄博の特別展示（鉄路を翔けた鳳凰）の感動が忘れられず機会に恵まれればもう一度拝観したいと思い、ちょうど良い機会と思い、カメラ機材は一切持たず（持つとなるとレンズを揃えたりしてそれなりに重くなるから）丸腰でトートバッグに財布とペットボトルだけを入れて出掛けることにしました。
↑↓京都鉄博の３階は何も展示物が無いと言う事だったので前回は上りませんでしたが、今回は好奇心から上ってみました。すると目立たないところに国鉄時代の職場の写真が掲載されていて見入ってしまいました。
↑の踏切警手と子供の写真は会話が聞こえてきそうな楽しく、明るい写真です。たぶんこの子供も国鉄職員の子供で親同士が仲が良いの鴨しれません。今だったら職務中に子供に話しかけたら職務怠慢でチクられます。
↓の写真は鉄道電話の交換手室の様子です。鉄道電話が完全自動化されたのは昭和４０年代後半でそれまでは地方に電話するのには交換者のお世話になっていました。この当時、交換手は事故で夫を亡くした未亡人か国鉄幹部のお嬢さんがコネで入って来る職場でした。何処の交換室も一交勤務で昼間は結構忙しいものの夜はヒマになり、それを狙ってナンパ目的で用もないのに電話している人をアルバイト先の駅で何人も見掛けましたし、その甲斐あって奥さんが元交換手と言う人もいました（笑）。 １９，０６，０４ １３：０１頃 京都鉄道博物館 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
別に急いで行く事もなく、また急いで帰る必要もないのでなるがままに自宅マンションを出て新横浜発１０：１９発の〝のぞみ２２１号（２２１Ａ）〝の自由席に乗り昼過ぎに京都に到着。雨も上がった京都鉄博へ向かいました。
前回同様、平日の午後ですから鉄博内は閑散としていました。まずはご挨拶代わりにＥＦ５８１５０号機の前に立ちしばし瞑想にふけりました。大宮の鉄博はしょせんはＨゴムの８９号機です。それに対して京都鉄博は純正小窓ゴハチの１５０号機です。やはり格の違いを感じます。前に来たときに見そびれた細かい箇所をチェックします。前回、見たときには稼働スノーブロウのシリンダーは撤去されたと思い込んでいましたが今回、つぶさに観察したらシリンダーそのものは従台車の上にありましたが空気配管が撤去されているこのが判明しました。
その後はお目当てだったお召列車の展示をゆっくり拝見して、その後は思うつくまま館内をウロウロしましたが、さすがに２時間、歩き詰めだとなかなか身体に答え適当にソファーを見つけてしばし休んでいました。
帰りは京都駅地下の京蕎麦のお店に入るとざる蕎麦お代わり自由のメニューを見つけ、それを注文してざる蕎麦を所定３＋２枚の計５皿も頂き、満腹で京都駅１６：０９発の〝のぞみ３８４号（９３８４Ａ）〝の自由席でレモンサワー１本をお供に帰宅しました。
蒸気機関車の検修棟ではＣ５７のボイラー組立を行っていました。動輪はメーカーで焼き嵌めして帰ってきたばかりでしょうか？養生を剥がしていない状態でした。Ｃ５７１号機復活当初は苗穂工場で焼き嵌めが出来て依頼してましたが、のちに尼崎の住友金属で焼き嵌めが出来る事がわかり、しばらくは住金で焼き嵌めを依頼していましたが今はどこに依頼してるのでしょうか？
現役当時と異なり２０日前後で全検を終えて本線復帰しろなんてスケジュールはないので少人数でさらに手作業でしたが、見た目より相当大変だろうけどきっと面白いんだろうなぁ！とかなりの時間眺めていました。 １９，０６，０４ １３：２１頃 梅小路蒸気機関車館検修棟 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
