29日は午後から快晴になると楽観的に構えてましたが、現実は厳しく青空は見えたものの、ほとんど雲が切れることなく晴れたカットはこの1枚だけでした。この撮影地も近くまで車で行けましたが、現在はバリケードが設置され近くの踏切から徒歩を強いられます。
特急”北斗”も初めて見た時はキハ80系でした。キハ183系に置き換わり、あれよあれよと世代交代がなされ、つい先日投入された感のあるキハ281系さえ主役の座をキハ261系に譲ってしまいました。ただ、この線区そのものが北海道新幹線札幌延伸で存続そのものが危ぶまれていて、将来は第三セクターの貨物専用線になってしまうかもしれませんので特急が走る姿も貴重になるかもしれません。 21,10,29 15:05頃 黄金―稀府 6014D Canon EOS1DX MarkⅡ
10月29日〜31日にわたり室蘭線の紅葉と札幌市電のM101ファイナルランを求めて出撃してきましたのでご報告します。
29日は羽田空港07:30発のJAL503便に搭乗しました。始発の横須賀線に乗り横浜から京急高速バスで羽田空港へ向かうのはいつもの通りです。
新型コロナウイルス感染が落ち着き緊急事態宣言が解除されて羽田空港は少し前までとは比べ物くらい混雑していてビックリです。
チェックインしていたらファーストクラスに空きが1席だけあり、8,000円を出費も顧みずおもわずアップグレードしてしまいました。
新千歳空港から北海道へ入るのは久々ですが大きい飛行場だけにレンタカーのカウンターまでたどり着くだけでも一苦労、更にレンタカーの営業所まで行くのもまた大変です。
レンタカーを借りて出発ですが、29日の天気は予報では雨のち時々晴なので午後に賭けることにしましたが、その博打は大負けで夕方に少し陽が射し込ん程度でほとんど撮影もせず、北斗星撮影の際によく利用した伊達紋別の安ホテルに投宿しました。
北海道の紅葉も道南で盛を迎えて初雪を迎えます。室蘭線の中で静狩から洞爺あたりまでの紅葉は見事ですので、良い被写体になります。この撮影地もブルートレイン現役時には良く通った撮影地なので久々に訪れたた事になります。 21,10,30 08:41頃 小幌―礼文 2051レ Canon EOS1DX MarkⅡ
30日は思い切り早く起きて04:30起床で04:50にホテルを出発してまずは懐かしい静狩の直線へ!
まだ真暗な国道38号線を西へ向かいます。途中、洞爺の街のセブンイレブンでホットコーヒーを購入します。すこし肌寒くなるとコンビニ、特にセブンイレブンのコーヒーは気が付けば撮影にはなくてはならない存在になっています。
だんだん明るくなってくると雲ひとつない空が見えてきてテンションが上がります。静狩の峠を降りて来ると噴火湾と青空が広がり、ブルートレイン撮影で何度か見た光景に懐かしさを覚えました。
静狩のオーバークロスを過ぎてかつての旭浜駅あたりで撮影地を探してみると踏切横にブッシュが無い場所を見つけて、陽の出とほぼ同時にやって来る3062レを待ちます。東の空は充分明るくなっているのですが、なかなか太陽が出て来ません。列車の時刻も迫って来て陽の出前に3062レが通過してしまうのか?と思っていると06:13頃に太陽が水平線から昇って来ました。そのタイミングに合わせてかの様に3062レのヘッドライトが遠くに見えてきて早朝のエロエロ光線でゲット!思わず雄叫びを上げてしまいました。
3062レの続行の82レを撮影してからブルートレインの撮影地で有名だった静狩のオーバークロスで下り特急貨物の3057レを狙ったのですが定時の時刻になってもやって来ません。JR貨物のホームページを見ると3057レは60分程度遅れているとの事で、静狩のオーパクロスの撮影を諦めて紅葉が奇麗な小幌―礼文へ移動する事にしました。
地元の方と雑談していたら”今年の紅葉はあまり奇麗ではない”との事でしたが、私の思いとしては”これでですかぁ?”と言いたいくらいでした。 21,10,30 11:58頃 礼文―礼文 3084レ Canon EOS1DX MarkⅡ
ここで遅れている下り貨物列車(遅れてやって来た3057レか定時運転の2051レか判断つかず)と上り貨物列車2本(8056レと3084レ)を撮影すると既に昼前になっていました。
昼過ぎからは稀府ー黄金間と北舟岡駅で撮影するために移動しがてら昼食を買い求めようとレンタカーを走らしたものの狙った貨物列車の時刻が迫っていたので、その暇もなく結果的には朝食と昼飯抜きになってしまいました。まぁ、天気が悪かったら美味しいお寿司かお蕎麦をゆっくりいただけるので、天気が良い故の修行なので我慢する事にしました。
稀府ー黄金間では遅れていた3069レと8069レを、北舟岡駅では2050レと9062レ、それに西に陽が傾きエロエロ光線の中やって来た3065レを大変美味しくいただき、ここで日没コールドゲームで雲をひとつも見ない充実した一日で大満足でした。
天気が良いとこの撮影地で羊蹄山まで見える事は知りませんでした。稀府―長和間は単線区間のため上り12Dを優先に運転整理をするとなると遅れていた3059レは北舟岡駅で12Dと交換と予想していました。しかし現実は12Dを稀府駅で停車させて遅れている3059レを優先させていたのには少しビックリでした。余談ながら3059レは赤スカートの1号機でした。 21,10,30 13:53頃 稀府―黄金 3059レ 約60分遅 Canon EOS1DX MarkⅡ
その後は洞爺湖・中山峠経由札幌まで移動して札幌市電M101を撮影するつもりでしたが、こんな日に限って後方確認不履行のおばさんの運転するAQUAとM101が接触事故を起こし当該のM101は車庫に取り込まれたとの事で、ススキのの交差点近くの居酒屋で呑み+撮影と言う二足の草鞋をやろうとした計画も水の泡となり、その腹いせにビールの泡に専念し、美味しい料理で鉄ちゃんと楽しく呑ませてもらって一日が終わりました。
ちなみに地方の路面電車の物損事故なのに引退前日の事故というのがマスコミに受けたらしく全国ニュースで放送されていましたが、運転していたおばさんは後部確認不履行を反省したのか、それとも単に自分は不運と思ったのかは定かではありません。
西側は海で障害物が無く撮影に好都合なのでブルートレインがあった時代は夕方になるとこの北舟岡駅に立ち寄ったものですが、ブルトレが消滅してからはじめて訪れました。ダイヤでは次に下りが来るはずなのに上りの出発信号機が開いていたので”何が来るのかなぁ?”と待っていると臨時貨物列車がやって来ました。 21,10,30 15:47頃 北船岡 9062レ Canon EOS1DX MarkⅡ
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