停電ビックリ度★★★★★5星
デリーの冬は短いが、よく停電します。
旧街中は長時間停電し、昨年の国際会議のときも、1時間遅れました。
開始後すぐに長い停電があり、発表が大幅に遅れた方が出ました。
誰もあわてません。それにビックリしました。日本人ですね。
昨日まで、寒かったせいか、このマンションでもかなりの回数で停電しました。
10回以上はありました。
(途中で私はモールでのショッピングに出かけたので、11時から夕方6時まで不在)
パソコンのインターネットがそのたびに切断されやる気をなくします。
何度もあきらめました。ITの盛んなお国柄なのに・・・。
エレベーターがあるので自家発電に切り替わります。
ですから、短時間で済みますが、昨夜は、おまけがありました。
停電したときに切り替わる電球をつけているのですが、
急にボッと、不気味な音とともに、小さな玉電球が切れたようです。
電球を替えようと、はずしたら、大昔の日本のように電球と玉が
切断されてくにゃくにゃに伸びていました。
気味悪かったです。
タイのバンコクからの帰国で一番心配していたのは
停電でブレーカーが落ちて一番大事な日本食を入れている冷凍庫が
解けてしまうことです。
はらはらして一番最初に帰って調べたら、OKでした。
ほっとしていたら、数日後、やっぱり、冷凍庫のブレーカーが落ちているのを発見してあわてました。
ちなみに大きな配電盤にブレーカーは41個あります。
とにかく部屋が広過ぎるので、停電にいつも困っています。
電気がつくからありがたいと考えを変えるしかありません。
タイから帰ってきた深夜には、(霧が深くて飛行機が待機して迂回しましたが、デリーの空港に着いただけましです。時には、バンコクに折り返したり、違う飛行場に一旦着陸することさえありますから)飛行機の遅れでずいぶん遅くなりました。
水道から水が出ません。タイ旅行中の洗濯物がわんさかあります。
それは我慢できるとしても、生理現象は我慢できません。
そこで、一番困るのは大のときですから、
防災訓練で培った知恵を駆使し、
簡易トイレを小一時間かけて作りました。
寝るのが遅くなりましたが、翌朝、自信満々。
(キャー今も停電が来たー。きゅわーきゅわーと変な音を立てます)
洗面所に行って、何気なく水道の蛇口をひねったら、
勢いよく水が流れました。
なーーんだ断水か???
インドにしばらくいると、断水や停電の知らせもなく、
本当に、どうでもいいじゃん方式です。
それで参ってしまう日本人が多いです。
私も、断水や停電のお知らせをいただく日本がやっぱり好きです。
そういえば、高級マンションなのに寝室に上の階からぽたぽたと水漏れがあるそうです。
そのお宅は、ご夫婦が仲良しだから水を差されてもけんかになりません。
外国生活で一番培われるのは家族の愛です。
結束しないと生きて行かれません。仲良し家族になります。
インドで水が出ないと、即、断水という発想ができなくなっているのも、
あまりに建て付けが悪いからです。
日本の大工さんや建具屋さんや左官屋さんなど、
物づくりに携わる人は世界一です。
最近、近所のホテルに日本人の美容師さんが開業します。
奥様方は待ち望んでおられます。
もっと建設関係でも自信持ってそういう技術を輸出できたら
いいのにねえ。
中国も、インドも人口が多いから優秀な日本人を
入国させたくないかもしれませんね。
自国の人の労働を守っています。
政府にTPP条約ができると人も自由に交流できるのかしら・・・。
日本の能力や人材はやっぱりすごいよ。
しかし日本の若者に気力がね~????
日本にはやさしさはありますね。
高齢出産の上に少子化ですものね。
やさしい子ばかり搬出してますね。
大丈夫かなあ・・・。
TTT