緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

こんな服薬指導かんべんしてよ(2)

2007年06月14日 | 医療
オピオイドは
心筋梗塞の時にも積極的に使います。
痛みだけではなく
心臓の後負荷といって
静脈からの血液の戻りを良くします。
ですから、心機能をサポートする薬剤としても
用いることができます。

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記録を見ると確かに剥がした日も記入されています。
その後、また、痛くなって再度貼付し
また、剥がしています。

貼付剤であっても便秘になりますから
貼っている時には下剤を飲んでいました。
はがしたらその下剤が効きすぎて下痢をし
だから、排便が狂っていたのでした。

そして、痛みも強くでてしまっていました。

幸いにも、耐薬症候は出てはいませんでした。
多分、ゆっくりと下がる貼付剤だったこと、
鎮痛補助薬としてクロナゼパムを投与していたので
スタビライザーとして
禁断症状が出るのを防いでくれたのでしょう。

そして、患者さんは服薬指導でもらった
写真付きの説明文を見せてくれました。

そこには・・

な・

なんと・・・

「この薬剤は、呼吸が苦しくなることがあります」

と書かれていました。

はぁ??

(何故、この表現が適切ではないか、明日・・)
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