この土日で、緩和ケア研修会を開催。
Face book仲間の記事も、
結構、今週末の実施が目立ちます。
720分(12時間)の研修会を受けてもらうと、
厚労省健康局長印の修了書が発行されます。
年何回か、実施しながら、
対象となる医師全員に受講する気持ちになってもらうことにも
エネルギーを使います。
この緩和ケア研修会、
2017年6月でがん対策基本計画の
第2期が終わるので、
そこまでに、対象医師が100%受講してもらえるよう
年2~3回の開催を継続していかねばならないのです・・
今日、研修を受けてくださった医師が、
もっと、早く知っていたら、
もう少し症状を取ってあげられていたのかもしれない・・
次の患者さんに生かせるようがんばりますと
と話してくれました。
こんな感想を頂くと、開催側の私たちも、
がんばった甲斐があると励まされます。
そして、もっと、勉強しようとか、
論文読もうとか、より良い方法を探索しようという
それが、次のスキルアップにつながる糧になれば、
こんなにありがたいことはないです。
修了書授与に来てくださった病院長と
次の研修会の確認をしつつ・・
明日は、1時間目は4年生のがん疼痛の講義。
今週終わりには、4年生全員でロールプレイ。
来週、医療倫理のコマ。
その月曜日からは毎週、
1年生のチュートリアルが始まります。
いつか、きっと、患者さんに還元されると信じると、
苦にならなくなるあたり、
教育現場にいて、よかったなあと思うのです。
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もう少し症状を取ってあげられていたのかもしれない・・
次の患者さんに生かせるようがんばります」とありましたが、これこそ、緩和ケア研修会の成果ですね。
きっと、研修会の内容(教え方)が良かったのでしょうね。
真摯に患者のために緩和ケアに向き合ってくださっている先生のお姿に、私も力を頂きます。
数日前から風邪気味でしたが、このブログで、元気が出ました!
急に決まった6月1日の「がんサミット」で3分ほど、患者が求めるがん医療の実現に向けて」というセッションで、3分間ですが、緩和ケアについて発言することになっているのですが、まだ考えがまとまらなくて困っています。
3分・・・は、短いですね。何かご助言があれば、よろしくお願いします。
なんて、ありがたいことでしょう!
PEACEのスライドはそのままですが、できるだけ経験した事例や科学的根拠など加えるようにしています。
とても、励まされました。
がんサミット・・
厚労省の政策医療への提言の場ですから、3分はとても、貴重な3分だと思います。是非、是非、日頃感じられていることを率直にお伝えください。
緩和ケアは、行きつくところは、国民の幸福感なのだろうと思います。国民一人一人が自分を大切にするという感覚が、緩和ケアとの距離感につながるのだと思います。そういう意味で、患者さんご自身が、緩和ケアサービスを利用していると実感してもらえることが指標なのではないかと思います。
患者のためによろしくお願いします。
指導者の経験値が大切ですね。
そして、アドバイスをありがとうございました。
「実感」がキーワードですね。
ゆっくり考える時間がなく、緩和ケアについて頭の中が
混線中でしたのでお陰さまでやっとスタートラインに立てました。
今日、凝縮して発言できるよう、伝えることをまとめてみます。
率直に・・・・とおっしゃっていただき勇気が出ました。
ありがとうござます。
最近思うのは、がん治療の成果をあげる一方で、長期に生き続けていくケアの対策が遅れているということです。
がんが治癒した後、痛みを抱えている人は3人に一人(ESMO(欧州臨床腫瘍学会)データ)とも言われます。リンパ浮腫の患者さんが、治癒後10年以上たってから緩和ケア外来に受診される方がいらっしゃることがあります。リンパ浮腫の診療報酬は、がんの手術の前後1か月にしか認められません。患者さんのQOLを落とすのは、ずっとずっと後なのに、現場に則していない診療報酬です・・ 学会から毎回、要望を上げますが、中々前にすすみません・・
今回には間に合わないことと思いますが、いつの日か、患者さん方から声が上がるとありがたいことの一つです・・