himawariさんからコメントを頂きました。
認知に問題がある方の疼痛は
どうすればよいのでしょう・・
精神科なのでしょうか・・と
認知力が低下していても
疼痛を不快なものとして
感じられている以上
その方なりの言葉や方法で
表現されるものです。
大きな声を出したり
爪を立てるのも
やっぱり、不快感が
強かったのでしょう。
ただ、難しいのは
鎮痛薬で解決できないような
不快感も
「痛い・・」と
表現されることがあることは
念頭に置かなければなりません。
検査の時、ちょっと不安だったのでしょうね。
それも、痛いという言葉になったのでしょう。
膀胱炎って
排尿時の痛みや残尿感や
下腹部の刺激症状
(イライラしたような感じ)
など、かなり不快に感じます。
しかも鎮痛薬では
症状はとれません。
抗生剤が著効します。
菌にマッチした抗生剤ならば
飲み始めて短時間で効果が出てきます。
外来の医師が処方した薬剤は
抗生剤ではなかっでしょうか・・
外来の待ち時間大変でしたね。
外来医もそこのところを
ちょっとでもいいから
聞いてほしかったですよね。
医療的病状がどうかだけではなく
生活の中でどんな困りがあるのか
一言質問してくれると
きっと、himawariさんは
楽だっただろうなあって思います。
ただ、込み合った外来で
次の患者さんのことに
気がとられてしまうと
中々質問できないのが
外来医なのですけどね。
抗生剤である程度改善した後
膀胱炎になりにくい、良い状態の
膀胱を維持するには
クランベリージュースが効果的!
夜寝る前に一缶飲んで寝ると
夜間膀胱内に尿が溜まっているので
クランベリーの成分が
膀胱壁をコーティングしてくれるのですよ。
膀胱炎を治すほどの威力はありませんが
感染予防にはなります。
ただ、血糖値には注意してくださいね。
ご高齢の方でも、幼い子供達でも
皆それぞれの言葉があります。
不快なことは不快と伝えてくれます。
精神的に理解できないわけではなく
不快なことがあるから
落ち着かないのでしょう。
認知症の方を
専門に看護されている方のお話を伺うと
関わり方にはコツがあるようです。
このブログにお立ち寄りくださっている方で
このあたりの認知症の関わりのコツ
コメント頂けると嬉しいのですが・・
私の同年代の友人の親の1世代上の年齢だった母とは私が結婚して親になった頃よりかなり衝突してきました。(母はオムツトレーニング中の孫をも粗相をすると裏の川に足首を持って逆さずりにするような・・体罰=恐怖心で失敗をさせないようにする人でしたので)同居で痴呆が出始めた頃は痴呆からと思っても許せずバトルをした事も多々ありました。
それでも、ここまで痴呆が進み、同居でなくなり精神的に余裕ができた今は、母の訴えや行動にもそれなりの訳がある事を理解する余裕はできました。ですから抓られてもすぐに手を振りほどく事はできなくなりました。
病的な「痛み」でない時も「痛い」と表現する事が多いので母の本当の「痛い」との区別・・受診なり、鎮痛剤なりの判断も難しいです。
膀胱炎も最初婦人科からの出血かと間違うくらいの血尿から始まり抗生剤をやめるとまた起こりでバルンを入れましたが、多量の尿漏れやバルンが中で破れる事が相次ぎ前回検査したら石や腫瘍があり、その石のせいでバルンが破れたのかもと言われての受診だったのですが・・その件の説明は何一つなかったので、逆に私が次の受診者の方も気になり聞きたい事を整理できなかったという感じもあります。
痴呆がある患者の日常生活にはそうでない患者さんには考えなくていいトラブルが発生します。どういう事も訊ねてくれる(痴呆だから無視してしかりと言わない)Drがいらしたら本当にありがたいですね。
「人は生きてきたように生きていきます」・・・この言葉を自身に言い聞かせ生きていかねば・・・
ありがとうございます。