今年も開催します!!
帝京サマースクール
硬い言葉で目的を書くと・・
・がん教育を通したWell-being(よく生きること)への意識付け
・医療やからだへ興味を持ち、自分の健康に取り組む動機づけ
・がんに対する望ましい態度の形成に寄与する
行動目標;プログラムが終わった時点で、以下のことができるようになる
・よりよく生きることは、自分を大切にすることにつながると肯定できる
・家族にこのプログラムの感想を話すことができる
・帰宅後、がん検診、食生活等について、考えてみる時間を持つことができる
昨年使った冊子の冒頭の言葉は
こんな感じです。
“がん” と聞くと、どんなことを想像しますか?
怖い病気、死んでしまうかも・・などと感じるかもしれません。
がんは、治療する方法がいくつもあります。予防することや検診で早く見つける工夫もなされています。一日一日変わっていくがんの治療。病院には沢山の患者さんが治療に取り組んでいます。そして、治療するために沢山の医療者が働いています。
加えて、ただ、治すだけではなく、長い道のりを一緒に支える医療も同時に始まっています。
そんながん医療の現場で、一度、「体の不思議」、「健康ってなんだろう」、「社会の皆で支えること」、そんなことを本物の医療に触れながら、一緒に考えてみることにしましょう。
外科手技体験では、
手術着、キャップ、本物の無菌手袋をして、
紐にぶら下がった小さなプレゼントを腹腔鏡で、
切って持って帰りました。
内科体験では、
子供サイズの白衣を着て、
聴診器を首から一人一つずつ下げて、
血圧を測って、痛みの尋ね方を教わって、
つらそうな人にも声掛けができそうな感じになりました。
病理体験では、
本物のがん細胞を見て、びっくり。
形がしっかり違っていました。
お昼は
夏野菜カレーを食べて、腹ごしらえ。
午後は、病院ツアー
手術場では、
ダビンチがどっかり。(モナリザはありません)
麻酔科医の役割も聞きました。
こうやって、安全が守られているのです。
化学療法室では、
楽に治療が受けられる
色々な工夫がされていました。
放射線治療では、
本物の台を覗いてみることができました。
ここに横になっているだけで、
がんを狙いうちできるとは。。。
実際の様子はこちら・・
感想も掲載しています。
http://www.teikyo-ganpro.jp/activity/news/545
最後のまとめのページには。。
( )は埋められますか?
がんにかかる人はとても、沢山います。
一生の間にがんになる人は、100人中( )人くらい。
特別なことではなくなりました。
普通(ふつう)の生活をしながら治療ができます。
(がい )での抗がん剤投与(とうよ)、
(ふく 鏡)などのできるだけ体に負担をかけない治療、
( じゅつ室)では手術が安全に行えるよう
沢山のスタッフが力を合わせていました。
そして、治(なお)すだけではなく、
辛(つら)さをとるためのケアも広がっています。
私たちが今から取り組めることもありました。
がんを(予(よ) )したり、
(検(けん) )を受けたりすることも大切でしたね。
自分の体や心を大切にして、
丁寧(ていねい)に生活していくことにつながっていきます。
でも、どんなに気を付けていても、
病気になってしまうことはあります。
それは、取り組みの失敗ではありません。
がんに限らず、病気になっても、ならなくても、
自分の体や心を大切にして丁寧に生活をしていくことができるように、
皆で支え合う社会の一員となってほしいと願っています。
そして、最後に伝えた3つのメッセージは・・・
・がんは、対処することができます
・自分の体を大切にしましょう
・あなたにも、社会の一員として病気の人を支えることができます
今年は、7月26日(土)10時から15時30分の予定です。
申し込みは、7月1日からですが、
先着50名です。
全国どこの小学生5,6年生でも
申込みできます。
先生!ご準備等々大変であることは、十分理解しているつもりですが。
お願いです!!これからも続けてください!!!!!
娘が5年生になったら、絶対に応募しますので!!
懇願する母親より。
社会からのニードが高いことがわかると、継続することがとりわけ意味あることとなります。
今年は、何とか多くの方に知ってもらえるように広報活動もし、来年、再来年へと続けられるようにしていきたいと思っています。
一方で、マスコミもクールで、取材などの依頼は短期間で結構な無理も求めてくるものの、こちらが取り上げてほしいことには、中々振り向いてくれません。
有効な広報活動をして、今後もこの活動を継続していけるようにしていきたいと思っています。
KAYAUさん、何かヒントはないものでしょうか・・・・(悩)
娘の小学校は、結構いろいろなチラシが配布されてきます。このGWに向けても数枚持ち帰りました。劇団のもの、バレエのもの等々…。
5、6年生ならば、配布されたら、対象の子供達が、まず最初に観るはずですので、宣伝効果はかなりあると思いますが。
それと、病院の外来の受付等にも置くとか。
案外、通院中のおじいちゃまやおばあちゃまが、お孫さんにお持ちになったりしてくれたり…。
そういえば、先生のいらっしゃる大学って、附属小学校がありますよね、確か。
「学校」に直接お願いするという戦法。
いかがでしょうか?