数年前の母の日にもらったバラが毎年、この時期に咲きほこります。
ありがたいことです。
このところ、
新型コロナの治療薬であるファララビルなどの
このところ、
新型コロナの治療薬であるファララビルなどの
保険適応外投与を審議する院内の委員会の
開催出席依頼が緊急で、
「30分後に開催したいのですが・・」
といった具合で増えてきました。
度々報道されていますが、
1年前と異なり
30代~40代の基礎疾患なしの患者さんの
急な増悪を伴うコロナ感染が
都内で急速に広がっている印象です。
一方で、
がん診療は今までと変わらず継続的に維持されています。
ただ・・・
がん検診の受診率がかなり下がっているようです。
2019年まではがん検診受診率は
年々上昇し、もう少しで50%
というところまで来ていました。
(グラフ)
年々上昇し、もう少しで50%
というところまで来ていました。
(グラフ)
昨年2020年のコロナ禍での
国のデータは未集計ですが、
国のデータは未集計ですが、
回りの様子を見ていて
30%かそれ以下か・・という
30%かそれ以下か・・という
印象を持っていました。
一部の抽出された集計でも
20%~30%という結果のようです。
2020年10月時点で「健康診断」を受診済みの人が約4割(38.6%)、今年度中に受診予定の人を含めると約6割(57.7%)。「がん検診」の受診済みはいずれも2割程度、今年度の受診予定を含めても3割程度にとどまっています。
2020年10月時点で「健康診断」を受診済みの人が約4割(38.6%)、今年度中に受診予定の人を含めると約6割(57.7%)。「がん検診」の受診済みはいずれも2割程度、今年度の受診予定を含めても3割程度にとどまっています。
例年人口の40~50%の受診率
(米英国では70~90%)が
20~30%に下がっていることは、
例年の半分程度しか受診していない
ことが推測されます。
そして、
2021年も引き続き緊急事態宣言の
on-off が続く可能性があれば、
さらに未受診の方は累積されていくと
思われます。
ワクチンが行きわたり
がん検診に戻った時、
早期発見できていたものが
伸展(広がって)してしまった後で
診断される可能性があることを
意味します。
先送りしてしまうことで
治せたものが
治せなくなる
可能性が高まるかもしれません。
症状がある受診でさえ
出控える位ですから
健康診断やがん検診は
さらに控えてしまうことは
もっともなことだなあ
感じます。
しかしながら、
コロナ禍のこんな時だからこそ
健康を大切にしてほしいと
切に思います。
健診は、
診療とは切り離したところで
行っている医療機関も
少なくありません。
ちなみに、
ちなみに、
私の所属する大学病院は
板橋区にありますが、
健診は、
新宿駅の上に
健診のみの独立したクリニックとして
健診のみの独立したクリニックとして
開設されています。
こうしたクリニックの医療者にも
ワクチン接種は届いていますから、
感染のリスクは最小限の中で
健診を受けることはできます。
公的ながん検診と人間ドックのような
公的ながん検診と人間ドックのような
がん検診と二通りあります。
前者は無料か少額ですが、
後者はコースを選択するなどで
金額が異なってきます。
半日から2日コースなどを設定している
がん検診もあります。
自治体からのお知らせも届くと思いますし、
スケジュールと内容の吟味をしていただき、
人間ドックも含め、がん検診を行っている
医療機関を是非、一度調べてみて頂けると
ありがたいと思います。
検診、予約をお取りになられているのですね。その意識の高さ、見習っていきたいです。
検診やってるからこそ検診の欠点もご存知なのですね。
aruga
2年おき位に大腸のポリープができましたが、ここ3年は「何もなし」とのこと。20年前から毎年大腸内視鏡を受けるように言われてます。これがつらいです。
痛み止めをあらかじめ投与するところと、わたしの受診するところのように投与しないところがあるようですね。