緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

箱根駅伝:揺るぎない強さに憧れる不安定な日本社会の新年です。

2009年01月03日 | 社会時事
箱根駅伝盛り上がっていましたね。

例年、上り坂の5区は、色々な出来事があります。
棄権、山の神様と言われていた今井さんの走り、
ドラマだなあと思っていました。

そして、今年は、1年生ルーキーが注目されていました。

予想を超えた走りで
9位から1位へ。
区間新記録まで達成。

こういう力強い結果を出せる選手を
今の社会はどこか、求め、探しているような気がします。

リーマンのような絶対大丈夫と思っていた会社も倒れ、
自動車産業では、数か月前までは黒字が突然赤字に下方修正され、
年末、解雇を告げられる人もあり・・・

明日もわからないような不安定さ
何を信じればよいかわからない不確定さ

そんな中、区間新をだし、往路1位をとりたいと言っていた言葉そのものを
現実のものとする力強い走りで、
結果をみせてくれました。

柏原竜二 君

不安定な日本社会の新年は
彼のような揺るぎない強さに
憧れているような気がしてなりません。


脱線ですが・・・
彼は、高校時代、貧血の治療をした後から
結果が出せるようになってきたようです。
我が家の子供たちの部活レベルをみていても、
日本の中・高校生には、もっと医療アドバイザーが必要だと感じます。

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2 コメント

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新年の号砲 (えび)
2009-01-04 09:20:18
明けましておめでとうございます

二日間連続でテレビの前に張り付いて、
箱根駅伝を観戦しておりました
(よってレポート課題はちっとも片付きません)
文字通り山あり谷ありの難関続きのコースを
チームが一丸となって 襷をつなぐ、
正月早々元気、エネルギーというか
希望を貰えたように思います
走っている学生だけじゃなくて、沿道で応援して
いる人たちの姿も有難いなぁって。
ゴールに差し掛かって、あの大歓声の中を
走るってどうなんだろう~とも思いました

スポーツをする学生に対する医療支援は
本当に大切だと思います
最近徐々にプロのトレーナーの方が
入るようになってきている部分もあるようですが、
これからに期待したいところです
返信する
新年さっそくのコメントありがとうございます (aruga)
2009-01-04 22:22:06
えびさんも観戦なさっていたのですね。
TVをみながら、色々思いを馳せますね。

箱根駅伝で、一つひっかかるのが、水の補給以外認めていないところです。
マラソンなどは、選手に合わせて、スポーツドリンクや蜂蜜入りの飲み物など電解質やカロリー補給も認められているのですが、箱根は水のみなのです。
で、毎年、棄権者がでるのですが、結構危険な脳症疑いの選手もいます。今年も低血糖で足が動かなくなった選手がいました。伝統だけではなく若い人たちの体も考えてくれるといいのですが・・
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