ここの所書いてきたように、今は兎に角、チームの充実期・・
結構、いえいえ、相当、皆がんばっています。
この2か月間、辛口の指摘ばかりなのに、耳を傾けてくれます。
一人前のチームとなるべく、
めげずに、直向きに取り組んでくれています。
こうして、バランスをとり、
力をあわせ、築き上げようとしているとき、
まあ、無神経に上から水をかけ逃げする人もいて、
今日は、ブチ切れてしまいました。
緩和ケアを知らない人なら、それは仕方ありません。
若い人ならそれも、無理からぬ場合もあります。
私に直接負荷がかかるわけではないから、
気軽に言葉にしたのかもしれませんが、
一人一人ががんばっているからこそ、
私は、メンバーの立ち位置を守る役割があります。
と、思っていたのに、私が守るどころか、
ブチ切れた私の話を、夜遅い時間に
耳を傾けてくれた仲間に感謝です。
ああ・・ 私の前任者の先生から
落下傘部隊の苦労話は聞いていましたが・・・・
某、大先生から、
「あそこの、あれね・・ 凄く大変だと思うよ~
でも、先生ならね、すぐに耐性つくよ~~
3か月くらいかなあ・・・・あはは・・」
と言われたことを思い出しました。
確かに、一か月位で耐性は一旦ついたのですが、
再度、感受性が回復したのは、不完全耐性だったのかもしれません・・
チーム立ち上げ経験がありそうにみえて
そこそこ、苦労しております。
最新の画像[もっと見る]
- 医療者は知っていて欲しい上腸間膜動脈症候群 4日前
- めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 2週間前
- つらさのマウント:応酬が始まったら・・ 2週間前
- 半夏瀉心湯のこと:明日の外来に活かせそう! 4週間前
- 頑張っているのに誰も褒めてくれない・・と呟いた患者さんへ 1ヶ月前
- タバコが止められない患者さんのこと 1ヶ月前
- 残暑だけど、感染症はどうなってる?:コロナ、手足口病、溶連菌、インフル・・多彩です 2ヶ月前
- 入院料の条件に盛り込まれた「人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進」 2ヶ月前
- 入院料の条件に盛り込まれた「人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進」 2ヶ月前
- 入院料の条件に盛り込まれた「人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進」 2ヶ月前
チームで苦労していますが、先生でも苦労されていると知り、ちょっと楽になりました。
普段は知らない顔なのに、突然余計なことでかきみだされることがあります。
頑張ってもダメって感じになります。
医療にもともとなかったチームという形態。
これを運営するって大変ですよね。
大きいのも、小さいのも、苦労は絶えないものです。
でも、楽しいです。ね。
コメント頂いて、私もホッとしました。
色々ありますよね。人と人との絡みが多ければ多いほど・・・
病棟へいく時間が確保できるとよいですね!!
某市中病院で研修中の研修医です。
進路に悩んで先生のブログに辿り着き、過去ログを大変興味深く読ませていただきました。ぶしつけな質問で恐縮なのですが、緩和ケア医になるにはどうしたらよいでしょうか?
学生時代から緩和ケアに興味があり、緩和ケア科がある一般病院に就職したものの、緩和ケア科の先生は元外科医であったり元消化器科医であったり、はたまた放射線治療医であったりと様々な経歴をお持ちで、3年めから緩和ケア専修医というのは、内科的な力が足りなくなるような気がして、どの道を行けばいいのか大変悩んでおります。先生はどう思われますか?
お忙しいところ大変恐縮ですが、よかったらご意見をお聞かせ下さい。
今週末は出張のため、月曜日ごろ返信できるかと思います。遅くなって申し訳ありませんが、待っていていただけると嬉しいです。
まず、緩和ケアの研修先は、日本緩和医療学会のHPから暫定指導医と認定研修施設を探して下さい。
指導医がいる病院が必ずしも認定研修施設になっているとは限りませんので、ご注意ください。
その病院の研修プログラムがあるかどうかその指導医に連絡をとってみてください。
また、大学の場合、がんプロフェッショナル養成プランの中の緩和ケアコースであれば、4年間、最後は論文を仕上げることが条件になってきますので、そこも確認が必要です。
で、ひとまず、専門医を取ることを目標にしてください。その場合、初期臨床2年間が終了したのち、5年間の臨床経験が必要になりますから、最短で7年間が必要となります。
その間に、ぜひ、基本学会の認定医か専門医もとるべく準備して下さい。これがないと、将来つぶしがきかなくなる可能性が否定しきれません。一番期間が短く、緩和ケアにも役に立つのが、内科認定医だろうと思います。初期臨床の2年間の症例と後期1~2年位で、内科を回ることができると受験資格の準備ができると思います。
このように考えると、認定研修施設を選ぶとき、初期2年間の臨床経験から足りないものは何かみて、そこを補うことができる診療グループをローテーションできる条件がそろえば、後期研修1年(卒後3年)でストレートに緩和ケアにすすまれてもよいのではないでしょうか。つまり、緩和ケアに席を置きながら、内科のローテーションをすることができる医療機関を選択し、5年間ーただしそのうち2年間は緩和ケアを十分学ばれる必要がありますがーがんばってください。
教育プログラムを求めることで、緩和ケア教育体制が予想できると思います。
早速お教えいただいた日本緩和医療学会のHPから暫定指導医、認定研修施設について確認したところ、研修中の病院はどちらにも当てはまっていました。また、どうやら緩和ケア科に在籍しながらの内科ローテートも可能なようです。
引き続き情報収集を続け、よい道を探っていきたいと思います。また何かあればご報告させて下さい。ありがとうございました。
ブログも拝見し、勉強させて頂いています。更新、楽しみにしています。