緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

明日2月4日は世界対がんデー 2月10日沢山の人に観てほしいなあ・・

2019年02月03日 | 医療

2月2日、映画が封切られました。
初日は、大盛況だったそうです。

同日、私は、日本アイソトープ協会の
市民公開講座に
女子医大の唐澤久美子先生と
登壇させて頂いておりました。

早速、映画を観に行ってくださった方から
お声をかけて頂きました。

2月10日11時50分~12時10分
映画の後の、トークショー!
登壇します。


ドキュメンタリー映画
「がんになる前にしっておくこと」

場所;新宿 K’sシネマ

2月10日(日)
映画上映;10時~11時48分
(1日1回の上映です)
トークショー;11時50分~12時10分

http://ganninarumaeni.com/

来てくださると嬉しいなあ・・







明日 2月4日は
World Cancer Day(世界対がんデー)

がんに関する啓発、教育を広め、世界の政府や
個人に対してがん予防に向けた行動を呼びかける
世界統一キャンペーンで、
スイスに本部を持つ
UICC(
Union for International Cancer Control)が
主催しています。






朝日新聞の上野創さんのFBの記事から。

「自由研究」は一足早く、朝デジでアップされました。
ママのがんと、友達の言葉をきっかけに、自由研究のテーマを「がん」にした小学6年生の女の子の物語。後輩記者の記事で、笠島 由紀さん家族が登場します。
<「ママを苦しめているがんの正体を知りたい」。彩楓さんは本や漫画で調べるようになった。遺伝子のコピーミス、ストレス、免疫機能もだます――。原因はさまざまで、誰のせいでもない。亡くなる人もいるが、治る人がたくさんいることを知った>


====ココから 公開されている記事より====
朝日デジタル がんとともに
ママはがん「死んじゃうのかな」娘は学び、強くなった

ママのがん、もう怖くない――。
3年前、母(44)にステージ4のがんが見つかった。友達ががんについて知らないことに戸惑った小6の娘(12)は病気を学び、
夏休みの自由研究にまとめた。親子は今、がんと向き合い、語る活動を始めている。

「がんの痛みは体だけでなく心もある。緩和ケアはどちらも癒やします」

1月下旬、名古屋市内の診療所。三重県桑名市の小学6年生笠島彩楓(さやか)さん(12)は、子どもが中心になってがんを学ぶ会「どあらっこ」の参加者12人に語りかけた。

「心の痛みってとれるのかな?」と聞かれると、「病院だけでは治せない。身近に心を開いて悩みを話せる人が大事だと思う」と答えた。「親ががんになった時、不安な気持ちをどうしましたか?」との質問には「大人に言えない時もあるから、友達にも理解者がいるといいな」。

母の由紀さん(44)は娘が話しやすいように時々部屋をのぞいて見守った。年に数回、こんな集いで話をしている。
====ココまで 記事=========

緩和ケアをこんな風に語り合ってくれているって
本当に胸が熱くなります。
実に、緩和ケアの本質を
よく捉えてくれています!

明日も、がんばらなくっちゃです!


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