緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

取材のその後(2)

2007年04月27日 | 医療

「そうですか、打撲以上に膵臓はそういう状態なのですね・・」
と娘さん。
ただ、だからと言って何も調整しないでお帰りいただくと
転倒を繰り返してしまうでしょう。

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ステロイド(ベタメサゾンン)を1.5mgから3mgに増量し
少しでも下肢麻痺の進行を遅らせるようにしました。

以前から、訪問看護指示書を送っていたにもかかわらず
上手く連絡がとれなかったステーションに催促の連絡をし
在宅サポートを強化することにしました。

 

そして、再度定期外来にいらっしゃいました。
訪問看護師さんも娘さんに同伴してくださっていました。

 

ステロイドでムーンフェイスと傾向にありましたが、
ぎりぎりまで自宅で生活して頂くにはいたしかたないことでした。

鎮痛薬、便秘薬の調整をし
下肢浮腫はアルブミン3以上、クレアチニン正常であったので
心配ないことを説明しました。

色々な調整が終わったとき
娘さんから
「お母さん、これからどうなるか聞きたいっていってたじゃない?」

ゆっくりとたずねました。
「どうな風になるの・・と感じていますか?」


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