黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

ブログ無期限停止のお知らせ

2012-11-05 01:00:35 | Weblog
2005年に始めた「黒駒の思いのまま記」以来7年間続けてきた当ブログですが、
ここで一旦、無期限で更新を停止いたしまする。途中からは寺院巡礼に特化して
ブログ名も「寺院参拝記」と改名してやってまいりましたが、西国巡礼も今年で
4順目を結願してある程度網羅したことと、来年は日程的に寺院参拝を幾分
控えるので更新が今年以上に鈍るためであります。

しかし初参の寺院に関しては記事をUPすることもあると思いますので、
そのときはまた訪問していただければ幸いに存じます。
それでは皆様のご健康とご多幸を祈りつつ今までのご訪問を感謝申し上げ、
挨拶とさせていただきます。 合掌 黒駒拝

【那智熊野詣】 雑記 その2

2012-03-10 11:25:31 | Weblog
-南紀パス-
今回、紀州に行くにあたり、JRの期間限定「南紀パス」を利用しました。


これがすごいお得!
通常、京都から和歌山の新宮まで特急指定往復で1万5千円ちょいかかるところが、
半額以下の6500円!しかも現地でJRが通っていない地区のバスは乗り放題!
紀伊勝浦or那智駅~那智山(往復1200円)新宮~本宮大社(往復2600円)
このバス代だけでもお得感が半端ないでしょ?

今まで那智へ行く時はJR篠山口から和歌山までは快速を乗り継ぎ、和歌山から那智
までは普通列車を乗り継ぐという8時間超のぐったり旅(しかも往復1万円超)
だったのが、非常に快適に現地まで行けました。
(まあ、鈍行列車の旅っていうのがイイ!っていう人もいるけどね)
こういう期間限定チケは常にリサーチしとくことが大切ですねー!

-逆走するバス-
本宮を参拝した帰りのバスでの出来事。
本宮を出発して5分ほどたった時に、乗り合わせた乗客がバスに乗り間違えた
ことに気づき、優しい運転手さんは「引き返そう!他のお客さん、申し訳ないです」
と、Uターンし再び本宮大社前へ。

都会のバスなら考えられないこういうことも、田舎のバスならではのこと。
他の乗客(とは言っても5人ほど)も文句いうことなくね。僕も本宮大社の鳥居を
再び見れてちょっと得した気分・・・。
終点の新宮駅前にもさほどの遅れもなく到着。運転手は降りる乗客に謝ってたけど、
いえいえいいですよ!ですね。

-コンビニー
コンビニ乱立のこの時代なのに、なぜか駅前にコンビニのない紀伊勝浦駅前と
新宮駅前。出店すればけっこう客入り良くおいしいんではないかと思うんだけど、
見渡しても少し駅から歩いてみても見当たらない。

そんな新宮駅前で帰りの特急の中で食べる昼食のお弁当をどうしようか?と
思ってたところ、新宮駅前から左折して少し歩いたところにお弁当屋さん発見!
1個すべて500円、チキンカツ弁当を購入。
これがアタリだった。メインのチキンカツの他にもおかずが多く入っていて
しかもおいしい。500円相当のコンビニ弁当に比べてもお得感満載でした!
お店の名前は見てないのでわからないけど、次回も食べてみよう。


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【お伊勢参り】 皇大神宮(内宮)参拝

2011-09-11 14:34:33 | Weblog
伊勢市駅前の市街地にある外宮からやや郊外にある内宮までは距離にして約5km、車で移動すると、
ほぼ6~7分で到着します。シンボルのひとつである「宇治橋」は駐車場のすぐ目の前に現れます。
外宮もそうですが、意外と都市の喧騒に隣接して両神宮はあります。行く前のイメージとしては
奈良の春日大社のように市街地からは離れたずっと奥まったところにあるのかと想像していたのですが。
そもそも外宮の「火除橋」からして、民家に発生した火事から神宮を守る橋の意・・・らしくて、昔から
賑々しい門前だったのでしょう。

午前5時半頃の宇治橋。参拝者は少なく独り占め状態。20年に一度の式年遷宮は平成25年ですが、
それに先立ち宇治橋は2年前に架け替えが行われたそうで、橋に立つと檜の香りがしてきます。



両神宮の参拝所要時間ですが、別宮までゆっくりお参りすれば外宮は1時間、内宮は1時間半ぐらいで、
内宮は外宮に比べて広いです。宇治橋を渡り右に折れると大正天皇さまお手植えの松が並ぶ神苑。
早朝は山々に霧がかかりなかなかいい風景です。


内宮にも火除橋があり、その先に第一鳥居、さらにその先に五十鈴川御手洗場。この御手洗場のまわりは
かえでが多いので深秋になると紅葉が見事そう・・・。




雅な造りの神楽殿。こちらで今回、お札とご朱印帳を頂戴しました。


神楽殿の目の先に宇治橋のミニチュア版みたいな「風日祈宮橋」がかかります。


橋の上から五十鈴川を見る                  橋の先にある風日祈宮 
 

御正殿のある御正宮は最も奥にあります。石段を昇って参拝。ご祭神は皇祖神である天照大御神。


神宮を一周して宇治橋に戻ると、太陽が昇ってくるところでした。天照大御神=太陽神ですから。


鳥居の真正面に太陽がかぶるのは12月中旬ぐらいで、写真撮る人が多く集まるそうです。今回はちょっと横から。


内宮と外宮のご朱印。とてもシンプルですね。

 
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西国第二番 紀三井寺 第四番 施福寺(本尊開帳)

2011-05-18 19:44:31 | Weblog
粉河寺を後にして、次は紀三井寺へ。せっかく和歌山に来ているのに車に乗っている
ばかりでは味気ないので、紀三井寺より離れた場所に車を駐車して片道2kmほど
歩いて寺へ向かいました。さほど暑くなく、ゆっくり歩けば汗もさほどかかない
気持ちのいい散策です。

紀三井寺の山門から本堂境内へは231段の割合急な石段を上らなくてはいけませんが、
たいていの人が、ゼーゼーと息を切らして上っています。でも西国巡礼をしている人は
あれぐらいで「もう無理」と言ってるようでは、四番とかもっと無理ですからね・・・w

多宝塔。4巡目にして初めて間近で見たかな?


昼食をはさんで、次に第四番施福寺へ。前回は施福寺から粉河寺まで車で行きましたが、
国道480号線・・・これがとんでもない峠の狭路で、大変怖い思いもして若干トラウマに
なったので、今回はこの国道は回避で高速で一気に行きました。

施福寺は毎年5月1日から15日まで本尊が開帳されていて、この日はその最終日です。
僕は今回、初めてご本尊を拝観しました。

施福寺の本尊は弥勒菩薩で、その両脇に札所本尊である十一面千手観音と文殊菩薩が
安置されていて、後堂と呼ばれる本尊と背向いの場所に、方違観音と馬頭観音が
安置されています。

いずれも江戸時代以降の再興で、普段は秘仏ということもあって比較的新しい感じに
見えました。弥勒菩薩と方違観音はひときわ大きく、せまい堂内にけっこう
ギュウギュウに押し込まれた感じw

馬頭観音は憤怒の表情ですが、そんなに怖くない表情です。馬頭観音の上に
馬舎に入った白馬像がありました。
あと天井に近いところの棚上に小像が数十体置かれていましたが、たぶん二十八部衆
ではないかと・・・。

日曜日ということで参拝客の他に、登山ハイキングの人たちも多くいて
賑わっていた施福寺でした。

馬頭観音を祀る後堂。青葉と紅葉が交わって綺麗。


納経所で「イラスト散華」なるものを貰いました。JR西日本がいっちょ噛みの
企画だそうで。一文字散華、梵字札に続く第三弾? 平成26年3月31日までだそうです。


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