黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

【お伊勢参り】 皇大神宮(内宮)参拝

2011-09-11 14:34:33 | Weblog
伊勢市駅前の市街地にある外宮からやや郊外にある内宮までは距離にして約5km、車で移動すると、
ほぼ6~7分で到着します。シンボルのひとつである「宇治橋」は駐車場のすぐ目の前に現れます。
外宮もそうですが、意外と都市の喧騒に隣接して両神宮はあります。行く前のイメージとしては
奈良の春日大社のように市街地からは離れたずっと奥まったところにあるのかと想像していたのですが。
そもそも外宮の「火除橋」からして、民家に発生した火事から神宮を守る橋の意・・・らしくて、昔から
賑々しい門前だったのでしょう。

午前5時半頃の宇治橋。参拝者は少なく独り占め状態。20年に一度の式年遷宮は平成25年ですが、
それに先立ち宇治橋は2年前に架け替えが行われたそうで、橋に立つと檜の香りがしてきます。



両神宮の参拝所要時間ですが、別宮までゆっくりお参りすれば外宮は1時間、内宮は1時間半ぐらいで、
内宮は外宮に比べて広いです。宇治橋を渡り右に折れると大正天皇さまお手植えの松が並ぶ神苑。
早朝は山々に霧がかかりなかなかいい風景です。


内宮にも火除橋があり、その先に第一鳥居、さらにその先に五十鈴川御手洗場。この御手洗場のまわりは
かえでが多いので深秋になると紅葉が見事そう・・・。




雅な造りの神楽殿。こちらで今回、お札とご朱印帳を頂戴しました。


神楽殿の目の先に宇治橋のミニチュア版みたいな「風日祈宮橋」がかかります。


橋の上から五十鈴川を見る                  橋の先にある風日祈宮 
 

御正殿のある御正宮は最も奥にあります。石段を昇って参拝。ご祭神は皇祖神である天照大御神。


神宮を一周して宇治橋に戻ると、太陽が昇ってくるところでした。天照大御神=太陽神ですから。


鳥居の真正面に太陽がかぶるのは12月中旬ぐらいで、写真撮る人が多く集まるそうです。今回はちょっと横から。


内宮と外宮のご朱印。とてもシンプルですね。

 
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