黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

チベット その1

2008-03-26 23:07:37 | Weblog
当ブログでは私が思ったことを思ったままに書くブログとして
進めてきましたが、政治的・思想的なことは特性が強いのでこれまで
書くことを避けていましたが、この問題だけは書いておこうと思います。
それはチベット問題。

チベットの都市ラサやその他の地域でのチベット民族の蜂起が
連日報道されています。そもそもこの蜂起の発端はなにか?
言うまでもなくそれは中国共産党によるチベット民族への侵略にあるのです。

はじまりは映画「セブン・イヤー・チベット」で描かれたとおりです。
チベットは決して裕福な国ではありませんでしたが、チベット仏教の聖地として
つつましくも信仰に生きる人々の国でした。

それが1949年の中国人民解放軍による侵略によりチベットの平和は
もろくも崩れさったのです。寺院や仏像は破壊され、人民解放軍に従わない
僧侶・尼僧は投獄・拷問のうえに処刑されました。
また一般民間人も中国共産党への忠誠を強要されて、従わないものは
すべからく投獄されていきます。
しかしこれはこの後半世紀も続いているチベット民族受難への序章でした。

西国三十三所 先達

2008-03-25 20:07:56 | 西国三十三所巡礼
2月中旬に西国観音霊場すべてを巡礼して満願しましたが、
その際に「先達」の申請もしました。

「先達」とは霊場巡礼で一般の巡礼者の先導をして勤行の導師をしたりする
まあ現代風にいえばツアーガイドです。
実際、先達の人で旅行会社に登録して団体参拝の際にガイド役をする
人もいます。

西国霊場以外の霊場の先達就任への規定はけっこうむずかしくて
例えば四国八十八所の先達ともなれば3回満願の後に寺院の推薦をうけて
研修ののちに晴れて先達になれるみたいです。

しかし西国霊場は最も古い歴史のある巡礼ですが先達になるには
比較的簡単で、1回のみの満願で研修も受けずに寺院の確認印さえあれば
誰でも先達になれます。

それで先日、先達の品が届きました。
先達専用の納経軸に半袈裟、頭陀袋と名札です。
これからは出来るだけ歩き巡礼をして3回満願の後の中先達を目指したいと
思います。


セルフレジ

2008-03-24 20:58:14 | Weblog
いつも行っているスーパーマーケットに
ついに「セルフレジ」コーナーができました。

客が自分でレジにバーコードを読ませて
合計金額を銀行のATMみたいに入金する
っていうもの。

今日さっそくやってみようと思ったけど
普通のレジの人がヒマそうにしていたので
結局そっちに入った。

でも今度行った時はセルフレジにチャレンジ
してみよう。セルフ給油とかセルフ好きなもんで・・・。

法隆寺お会式

2008-03-23 15:24:22 | 聖徳太子巡礼
22日の土曜日は斑鳩法隆寺の聖霊殿で行われた「お会式」(太子ご命日の遠忌法要)
を拝観にいきました。去年は24日に参拝しましたが、今年は22日午後1時から
行われる管絃法要にあわせて参りました。



法要は南都楽所(春日大社)の楽人による雅楽の演奏と僧侶による声明を合わせた
管絃法要です。太子の命日法要は四天王寺の聖霊会(4月22日)や叡福寺の
大乗会法要(4月11日)も管絃法要です。
聖霊殿は参集者で身動きの取れないほどぎっしり入っていました。

さてさて、現在法隆寺西院伽藍の金堂が今年いっぱいは修理中のため入堂拝観が
できません。しかし、それによる特典ともいうべきか・・・?
金堂安置の釈迦三尊像および薬師如来像が1年に3日間しか開扉されない
上御堂に遷座されていてそこで拝観することができます。
あわせて上御堂の尊像も拝観することができます(←これもすごくラッキー!)

早速行きましたが、普段薄暗い金堂内の釈迦三尊像および薬師如来像が
遮るものなく間近に拝観できるうえに堂内が明るくて、今までよく見えなかった
ところまではっきりと拝観できるのです。ご尊顔などに残る飛鳥時代の金箔も
はっきりと見ることができます。いやいや、非常に貴重な体験ですよ。
おそらく博物館への出開帳がない限りはあれほど鮮明に拝観できるのは
この機会をおいてないのではないでしょうか?
もし興味のある方は今年中に拝観しに行くべきですね。

さてこの後は奈良市内へ行って東大寺二月堂へ参拝。
鹿男あをによし効果なのか、鹿に人気が集まっていましたw



さらに興福寺へ入って南円堂にお参りして午後6時前に奈良市内を後にしました。
天気もよくて心地いい奈良でした。桜はまだまだ・・・ですね。

和服でぃとin京都

2008-03-22 22:28:17 | Weblog
昨日は平日でしたがお休みでギャルエリと和服で京都へ
行っておりました。

ここ数日は京都市は「伝統産業の日」というイベントで
和服でどんどん京都へ来てくださいやっ!っていうことなのです。
和服姿の人には交通機関無料とか施設入場無料とかいろんな特典があります。

普段はギャル服のエリも昨日はこの日のために買ったお着物で登場。
僕は2月に厚木のたちばな屋さんで誂えた新調の羽織・着物で登場です。

まずは嵐山へ。平日だけど春休みに入っているためか人は多かったです。
この後行った東山一帯も。
昼食後にさっそく人力車に乗りました(和服は無料)
これは初体験です。けっこうまわりから目立って気分爽快です。



そしてその後、京福電車で北野白梅町へ。北野天満宮前にある有名な栗餅(あわもち)
のお店「粟餅所澤屋」へ。つくりたてのお餅はやわらかくて美味しかったです。
北野天満宮は梅の名所。そこでも写真をパチリ☆



その後は東山へ。清水坂から清水寺へ行く道も人でいっぱいでした。
この東山一帯は夕暮れから街路や寺院がライトアップされます。
それ目当てで来る人が多いのです。
ライトアップの八坂の塔



そのあと京都タワー展望台に登って(和服は無料)帰りました。
あまり和服姿もこの日はいなかったのでけっこう目立って注目されたけど
それが却って心地よかったりもするんです。