黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

今日はお休み

2008-03-21 07:54:52 | Weblog
祝日と土曜日に挟まれた今日はお休みになりました。 4連休です。

これから○○に着替えて京都へ行きます。 帰りは深夜近い&明日は奈良なので

更新は土曜日深夜以降に! では!


 
当ブログは仏教国チベットに対する中国当局の蛮行に
強い憤りを感じます。チベットに自由と平和を!

台湾旅行記 雑記

2008-03-20 10:38:29 | ハワイ・台湾旅行
今日の雑記で台湾旅行記は締めとしたいと思います。

~雨と寒さ~
渡航前の調べでは台湾は気温20度前後という春の気候で暖かい
とのことでしたが、僕らが行った時は太陽が出ずに雨で正直寒かった
ぐらいでした。パーカーを持っていなければ外出できなかったかも?

~台湾の物価~
安いです、日本より。今まで行ったどの国よりも安くてお金もそんなに
使わなかったです。台湾のコンビニではエコ対策なのかレジ袋を
1元(約4円)で買わなければなりません。なので日本よりエコバックの
普及率は高いのではないでしょうか。

~地下鉄の切符~
台北市内を移動するのには欠かせない地下鉄の切符↓↓

券売機でお金を入れるとプラッチックのおもちゃのようなコインがコロンって
出てきました。「えっ?コレなに?」と不安に思い、人がするのを見ていたら
やはりこれが切符で改札のセンサーにあてると入場できるしくみです。
出るときはこのコインを入れるところが改札口にあって入れると出れます。

~親日国・台湾~
台湾の世論調査では90%以上が日本に親しみを持っていて、一番尊敬する国であり
行ってみたい国であり、移住してみたい国だそうです。
かつては日本は台湾を植民地として支配していました。日本側の思惑はともかく
日本の統治によって台湾のインフラは整備され治安は安定し教育水準もあがって
人々の暮らしは向上したので高齢者にとっては日本は恩人だという意識があるそうです。
また若者は日本の若者文化にあこがれることによって日本を身近に感じています。

台湾の総統選挙が行われますが経済問題もからんで少々複雑なようです。
日本敗戦後は日本と闘った国民政府が共産党に負けて台湾入りして
台湾を中華民国として統治しました。内省人(台湾人)と外省人(国民政府)との
対立もかつてはありました。
本来の台湾人の人々はやはり台湾は独立国であって中国ではないとの意識は
強いみたいです。

台湾の人々は日本に大変親しみを持ってくれています。おそらく親日感では
世界のどの国よりかも強いのではないでしょうか。しかし政治的には
そんな親日国の台湾を日本は国として認めず正式な国交はありません。
李登輝元総統が来日するのにも日本政府は中国の顔色をうかがってうろたえる
ばかりです。非常に恥ずかしいことです。
台湾の人々が最も尊敬する国、日本。我々日本人はその台湾の人々の思いに
胸をはってこたえていかなければ、やがて日本にとって大切な友を失ってしまう
ことになるかもしれません。

台湾旅行記 その5 龍山寺の仏教について

2008-03-19 23:30:51 | 仏教・神道・寺社一般
今日は台北市の龍山寺について書きますが、カテゴリーは神社仏閣で。

台湾滞在4日のうち結局3回、この龍山寺を訪れました。
他にも数多くの寺院があったみたいですが、交通の便がいいのと
ご本尊が観音菩薩であることと、雰囲気が浅草寺に似ていたために
お気に入りになりました。

ご本尊が観音菩薩ということで朝夕の勤行は日本と同じく
「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」(観音経)が読誦されていました。
経本は日本・台湾ともに鳩摩羅什による漢訳なので文字は全く同じですが
発音とリズムが全く違います。

日本ではお経の冒頭から最後まで木魚の拍子にあわせて一定のリズムで
読みますが、台湾はまず冒頭から偈の前までは木魚の拍子にあわせて読み
偈からは太鼓・鐘などの伴奏により歌としてメロディーを歌います。
中国らしいなんとも悠々とした美しい旋律です。
これは日本でのご詠歌によく似ています。
もともと偈は詩歌なので、本来はこういうものなのでしょう。
境内には100人以上はいて合唱のように観音経を唱えます。
ちょっとウットリします。

境内の一角に書籍やお経本が置いてあるコーナーがあって
自由に持ち帰ることができました。そのお経本をみると
「観音経」の他に「阿弥陀経」「薬師経」「地蔵本願経」「般若心経」
などがあってほとんど日本と同じみたいです。
あと陀羅尼や真言を多く唱えるみたいですね。
でも四天王や明王などは見かけませんでした。

台湾のお線香は30センチ以上もある長いもので、これを数本持って
額につけて三拝して香灰に投げ突き刺します。花火みたいなお線香です。

あと境内には数珠を繰る人、五体投地を繰り返し行う人など
いろんな形で信仰に浸っていました。

龍山寺で買った千手千眼観世音菩薩のタスペトリー(300元=約1200円)



観音経の経本(無料)と長いお線香(10元=約40円)


台湾旅行記 その4 龍山寺

2008-03-18 20:34:41 | ハワイ・台湾旅行
さてさて、今回のわたくしのメインはここ→「龍山寺」です。
読み方は「ロンサンスゥ」
1738年創建の台北市最古の寺院だそうです。日本的には江戸中期なんで
歴史浅いですけどね。
地下鉄で「龍山寺」駅というのがあってそこで下車したらすぐのとこに
あります。

門前の雰囲気は四天王寺や浅草寺に似たものがあって、よく言えば下町・・・
悪くいえばちょっと汚らしい街の中にあります。
↓↓これは日本寺院でいう山門かなぁ? ド派手でしょ?



境内には布地でできたいろんな人形などが飾ってありました。
写真のでっかい提灯の下に入って人々は祈りをささげてます。
僕も入りましたけどね。



千手観音と金魚?なぜ??



境内への入り口となる中門・・・かな?



観音菩薩をご本尊とする本堂。このお堂の後方には三国志演義の英雄「関羽」を祀る
「関帝廟」をはじめ道教の神様を祀るお堂もあります。
そうです、台湾の寺院は日本以上に神仏習合なんですね。



初めて行ったのは土曜日の昼ですごい人の数でした。2回目・3回目はいずれも
平日の朝ですが、この時もけっこうな人の数で台湾人の信仰の篤さにちょっと驚き。
日本人みたく「困った時の神頼み」じゃなくて日常の生活の中にしっかりと信仰が
根付いているんだなぁと強く感じました。チャラいギャル男やギャルの子みたいな
若い子もけっこう参拝していてしっかりと礼拝していました。
明日はもうちょっと詳しくこの龍山寺について書きます。