笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

病気の不安をどう分かち合うかー王子がん哲学外来メディカルカフェ

2018-11-25 19:29:46 | 日記
今日は渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェを行いました。がん患者、看護師、薬剤師等、様々な立場から自己紹介しながら近況報告して分かち合いました。がんになると病気のことは医師に聞けても病気に伴う心の不安はなかなか聞いてくれる人はいません。一人になり孤独感を味わいながら不安が募るばかりです。こんな時に心の不安を聞いてくれる人がいることは本当に心強いです。決して解決できるわけではありませんが、悩みが少しづつ解消していくことがあります。メディカルカフェもそんな患者の居場所でもあるのです。来月は年末でお休みです。来年1月からまた、毎月1回のペースで続けていきます。
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勝海舟の言葉を想い起そう!第一声は

2018-11-24 20:27:10 | 日記
「行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張、我に与らず」(勝海舟)

やはり勝海舟の第一声はこれでしょう。これは福沢諭吉が勝海舟に対して幕臣でありながら新政府の職に就くのは幕臣にあらずと非難したのに対して、自分の行動は自分の責任、他人の批判には及ばぬ、どうぞご勝手にと無視したものです。誰に何を言われようとも自分の行動にまい進する勝海舟ーそこには国のため庶民のため動いた勝海舟の姿がありました。
さて、現代はどうでしょうか。現代のような競争社会では常に他人の行動と他人からの自分の評価ばかりを気にしながら自分のことばかり考えているーその割には他人のためにめを他人に他人に目を向けていない内向きの社会です。
表向きは上を向いて進んでいるようで実は内向きで孤独な社会のようです。他者のために生きる勝海舟を今こそ想い起しましょう!
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看護師さん一人ひとりの思いが会場に響き渡るーがん哲学外来ナース部会全国大会

2018-11-23 20:55:40 | 日記
今日はお茶の水の順天堂大学で行われたがん哲学外来ナース部会全国大会に参加してきました。普段は医療現場で忙しい看護師さんたちでなかなか現場で患者さんとの人間的な対話が出来ない中で、医療と患者さんとの隙間を埋めていく活動としてがん哲学外来メディカルカフェに関わって、その活動の中での気づきを聞くことが出来ました。ナース部会の看護師さんたちが、医療現場や、また医療現場を離れて家族の病気を介助するときなどの気持ちを生の声で聞くことが出来ました。シンポジウムや講演会でこれだけ思いが聞けたのは貴重な体験でした。あらためてがん哲学外来の活動の重要性を感じました。歴史に刻まれる活動です。
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活動は一人ひとりの創造から始まる

2018-11-22 20:44:00 | 日記
薬害被害者の支援活動やがん哲学外来のメディカルカフェの運営など様々な活動に関わってきましたが、常に思うことは、活動には決まった形式があるのではなく、関わっている一人ひとりの創造から始まるということである。初めて活動に参加すると右の左もわからず、人がやってきたことのおさらいから始めますが、活動は受け身ではできません。待っていても何か良い案が出てくるわけではありません。自らが進んでやり方をあみだし進めていかなければなりません。そして一人の人が点で他の人とつながって線となり多くに人が集まることによって面となり活動が広がっていきます。
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聖書を読みこなす勝海舟

2018-11-21 20:39:11 | 日記
勝海舟はよく揮毫しますが、聖書の言葉も引用します。その一つに旧約聖書のハバクク書があります。
「義人はその信仰によって生きる」ハバクク書第2章4節
勝海舟の頃の聖書は漢訳です。しかも分厚い旧約聖書から読み取ります。勝海舟はずいぶんと聖書を読みこなしていたように思えます。西郷隆盛もそうですが、聖書を心のよりどころにしていたようです。また田中正造もそうですが、苦しんでいる人々のために苦境をも乗り越えて、そのよりどころは、権力でもお金でもなく聖書に書かれている真理であったのでしょう。
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