今年も2ヶ月少しとなりました。今年はコロナ禍で世界中が振り回されていますけど、幕末の頃もずいぶんと日本中が振り回されたことでしょう。慶応3年1867年の10月には15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷にお返しする大政奉還。11月には京で坂本龍馬が暗殺され、12月には王政復古のクーデターが起こりました。江戸にいた勝海舟は榎本武揚から京、大坂の情勢を得ていましたけど幕府の対応に怒り憤言一書を海軍総裁稲葉正己に提出して退職を願い出ました。翌年の慶応4年1868年1月には鳥羽伏見の戦いで幕府軍は敗れ徳川慶喜は軍艦開陽丸で逃げ帰ると江戸にいた勝海舟が呼び出され幕府軍の全責任を負って処理を任されました。激動の時代にどう生きるかー今年も後少しとなりました。
本日はHPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク例会をZoomによるオンラインで行いました。10月25日の総会とシンポジウムの最終確認です。活動の見直しや方策なども総会に向けてどう議論していくか。4年目に入る支援活動の最初の議論は支援活動の徹底討論です。
今年はコロナ禍の中でがん患者を集めてのカフェがなかなか難しく今日も渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェのスタッフ会議でカフェのあり方について話し合いました。人と人との直に会っての分かち合いが出来ずオンラインでのカフェ開催が出てくる中、来年に向けてどう動かしていくか考えました。
HPV(子宮頸がん)ワクチン被害者のためにHPVワクチン東京訴訟支援ネットワークは3年間活動を続けこの10月で4年目に入ります。今もなお苦しんでいるHPV(子宮頸がん)ワクチン被害者は多くおります。この10月25日(日)には第4回目の総会・シンポジウムを行います。一人でも多くの人にその被害を知ってもらい一日も早い救済を求めてこれからも活動を続けていきます。
HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク第4回総会・シンポジウム:https://hpv-yakugai-shien.net/2020/09/18/post-276/
HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク第4回総会・シンポジウム:https://hpv-yakugai-shien.net/2020/09/18/post-276/
実家の薩摩藩から徳川13代将軍家定の正室になった篤姫は、実家の薩摩藩に討幕されてしまいました。その住まいであった江戸城大奥は退去することになりましたが、最後の将軍徳川慶喜は謹慎中で、江戸城の実質の責任者は天璋院篤姫でした。実家の薩摩に帰ることなく多くの徳川家臣団を見守りながら自ら質素倹約に努め徳川家存続に奔走しました。天璋院篤姫は16代当主徳川家達の養育と成婚に努めその成長を見届けて明治16年49歳でこの世を去りました。徳川家に骨を埋めた天璋院篤姫の天命でした。